ChatGPTとCopilotの違い。料金や、できることと、できないこと。
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ChatGPTとCopilotの違い。
ChatGPTとCopilotは、同じ技術を使用している。
ベースは、GoogleのTransformer。
ChatGPTとCopilotは、Googleが2017年に発表した「Transformer」という機械学習、深層学習モデルがベースとなっている。
特許は当然Googleが持っているそうだが、誰でも使えるオープンソースでもある。
ChatGPTとCopilotの違いとは?
ざっくり分けると、
- ChatGPTは、OpenAI社による生成AI。
- Copilotは、Microsoft社による生成AI。
生成AIとは?
AI(人工知能)により、文章やコード、画像や音楽、動画などを生成するものは、一般的に「生成AI(ジェネレーティブAI)」と呼ばれている。
OpenAIとMicrosoftの関係。
Microsoftは、OpenAIのChatGPTのリリース以前から多額の出資をしており、現在はパートナーシップとなっている。
親会社ではないが、2023年のOpenAIのSEOの退任、退職騒動の中でのMicrosofの影響からもわかるように、発言力も大きい。
(※OpenAIは元々非営利法人の「OpenAI, Inc.」であり、その下に子会社の営利法人「OpenAI Global, LLC」などがある。)
ChatGPTとCopilotの比較。
ChatGPTとCopilotのメリットとデメリット。
ChatGPTの特徴。
- ノーマルで優しい口調となっている。
- 全く同じ答えを繰り返すことがほぼない。
- 無料プランと有料プランがある。
- 無料で使えるのはGPT-3.5であり、GPT-4は有料となる。
- GPTsで機能を広げられる。
- 気軽に使いやすい。
Copilotの特徴。
- 絵文字を使うなどの、キャラ設定がされている。
- 一字一句全く同じ答えを繰り返すことが度々ある。
- 無料プランと有料プランがある。
- ChatGPTでは有料の、GPT-4の機能が無料で使える。
- Copilot GPTsで機能を広げられる。
- Microsoft製品との連携ができる。
- ブラウザや検索エンジンなどあちこちにCopilotがあり、戸惑うことがある。
ChatGPTとCopilotのブラウザ版。
ブラウザ(ChromeやSafariなど)では、下記から無料で使える。
有料版へアップグレードする場合は、画面内のリンクから可能。
ChatGPTとCopilotのスマホアプリ版。
スマホアプリも、下記からも無料で使える。
有料版へアップグレードする場合は、アプリ内課金やアプリ内購入から可能。
参考:ChatGPTアプリのインストールとログイン方法、チャットの使い方。
何気ないチャットや使いやすさ。
なんとなくチャットをしたいという場合は、ChatGPTでもCopilotでもあまり変わりはない。
使いやすさやデザインは、ChatGPTの方がシンプル。
GPT-4や画像生成、画像認識などについて。
Copilotは無料版ChatGPTよりも性能の良いGPT-4を使っているはずだが、明らかにおかしな回答を繰り返すことがある。
ChatGPTの無料版(GPT-3.5)では、性能が高いバージョンのGPT-4の使用や、画像生成や画像認識ができない。
(※一時期画像生成ができるようになっていたが、2024年4月時点ではできなくなった。)
クリエイティブな作業で使う場合は、ChatGPTの有料版(ChatGPT Plus)が良いかもしれない。
Copilotによる画像生成の例。
Copilotによる画像認識の例。
ChatGPT PlusやCopilotは、「DALL·E 3」という画像生成AIを利用している。
AI利用時のモラルや常識について。
ChatGPTやCopilotのようなAIを利用するときは、悪用や盗用のリスクがある。
使い方を学ぶ際には、一緒にモラルや常識を身につけておいた方が良い。
AIの普及とともに、知りませんでした、では通用しない未来もやってくる。
ChatGPTとCopilotの料金。
ChatGPTとCopilotの料金体系。
どちらも無料プランと有料プランがある。最初は無料プランで使ってみて、その後有料プランにアップデートすることもできる。
有料プランは、ChatGPTの方が安くから設定されている。
(※2024年4月時点。ドルは米ドル。)
もちろん有料プランの方が、精度や機能性は高くなる。
- OpenAI ChatGPT Plus:$20 ユーザー/月
- Microsoft Copilot Pro:¥3,200 ユーザー/月
ChatGPTの料金体系。
ChatGPTの画面内のリンクから、下記の料金プランが確認できる。
Copilot Proの料金。
同じくCopilotの画面内のリンクから、下記の料金プランが確認できる。
Copilot for Microsoft 365の価格。
Copilot for Microsoft 365の価格は、Microsoftのサイトから確認ができる。
参照元:Copilot for Microsoft 365 – 一般法人向けプラン | Microsoft 365
Microsoft 365を利用している場合。
すでにMicrosoft 365を利用している場合は、別途価格設定がされている。
参考:Microsoft 365 のすべてのプランを比較する | Microsoft
LLM(大規模言語モデル)とは?
ChatGPTとCopilotは、いわゆる大規模言語モデル。
Large Language Modelの略称。
ChatGPTなどのいわゆる生成AIは、LLM(大規模言語モデル)に基づいて構築され、大量のテキストデータなどから学習(ディープラーニング)しており、人間の言語でやりとりができる。
LLMは、英語が最も得意。
世界の多くの地域で使われている言語や書籍、インターネット上やコンピュータ言語などは「英語」が多いため、英語が一番得意な言語となっている。
また、これまでのiPhoneのSiriやAndroidのGoogleアシスタント、スマートスピーカーのAlexaとは比較にならないほどのレベルの差がある。
日本はAI先進国になる可能性がある。
たびたび報道されているように、日本はAI導入に対して積極的であり、日本語の精度もどんどんと上がっている。
以上、参考になれば幸いです。
※Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) ※事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 ※写真は主にUnsplashやPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。
AI 関連メモ。
ChatGPT 関連メモ。
- ChatGPT 3.5(無料版)でも画像生成が可能に。GPT-4だけじゃない!?
- ChatGPT(チャットGPT)にアーカイブ機能が。復元も削除も。
- ChatGPT(チャットGPT)を日本語化。日本語設定の方法。
- ChatGPTアプリのインストールとログイン方法、チャットの使い方。
- ChatGPT(チャットGPT)のスペルチェック、文章校正がむっちゃ楽。
- ChatGPT(チャットGPT)へのログイン方法。ログインできないとき。
- ChatGPTにプラグイン。広がる機能と使い方。最新情報へも。
- ChatGPTがLINEに?「AIチャットくん」の始め方、そして使い方。
- ChatGPTの始め方と使い方と。初心者向けシンプル版。
- ChatGPTはSVGアイコンを作れるのか?
- ChatGPTの文章作成やコーディング、SEO対策は変わるか?
Bard 関連メモ。
- BardからGeminiに。使い方はどう変わる?日本語対応は?
- Bard(Gemini)が絵を描けるように。テキストから画像生成の方法。
- Bard(Gemini)の画像認識の使い方。日本語対応済み、Googleレンズで画像読み取り。
- 最新情報を日本語かつ無料で使いたいときは、GoogleのBard?
- ChatGPTとBardの違い。なぜAIは日本語チャットが苦手なの?
- Bard(Gemini)が日本語対応。ログイン方法や最新情報など、使い方の例。
- BardでGemini。Googleの最新AIを無料で使う方法。
- GoogleのBardは、OpenAIのChatGPTを越えられるだろうか?
Sora 関連メモ。
- OpenAI Soraの短編映画。アーティストや映画制作者たち。
- OpenAIのSoraの公開デモから、Soraの仕組みをできるだけシンプルに。
- OpenAIからSora(動画生成AI)が広がる。使用はテキストから動画形式で。