WordPressの不要なメディアファイルを削除する方法。Media Cleaner。デザイナー、コーチ、ディレクター / いがわ

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Memo

Media Cleanerの使い方。メディアライブラリのリンク先を検索・削除。

メディアライブラリの「未添付」検索では追いつかない。

増えていく不要なメディアファイル。

メディアファイルを減らしたい。

WordPressでサイト運営をしていると、ついついと使っていない画像が溜まってしまうことがある。

特に更新頻度が高いサイトや、ブログを運用している場合などは、結構な数のファイルがメディアライブラリ内に含まれていく。

WordPressのメディアライブラリの画面。

〜中略〜

WordPressのメディアライブラリの画面

未添付で検索しても、実際には使われている画像が含まれる。

未添付 = 未使用ではない。

WordPressのメディアライブラリには、画像ファイルや音声ファイルなどで絞り込み検索ができる。

この中に「未添付」というフィルター項目があるが、これはあくまでも「メディアライブラリに直接アップロードされたファイル」とのこと。

なので、投稿ページや固定ページなどからアップした画像や動画も含まれる。

未添付 = メディアライブラリに直接アップロードされたファイル。

他にも、「メディアライブラリに直接アップロードされたファイル」という定義に当てはまらない画像、例えばカスタム投稿でアップしたファイルやFTPでアップしたファイル、インポートでアップしたファイルは含まれていないということになる。

つまり、「未添付」でフィルタリングして削除すると、実際に使用している画像も消えてしまう可能性が高い。

参照:メディアライブラリ – ページ 2 – 日本語サポート

WordPressデフォルトの検索機能の画面。
WordPressデフォルトの検索機能の画面。

Media Cleanerプラグインで検索・削除。

Media Cleanerで削除する。

バックアップをとって、プラグインで削除する。

WordPressのフィルタリング機能では難しい場合、プラグインを使って削除するという方法もある。

Media Cleaner

WordPressの不要な画像を削除。Media Cleanerの画面。

参照: Media Cleaner: Clean your WordPress! – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

Media Cleanerのチュートリアル。

プラグインのチュートリアルには「サイト (データベースと/uploadsディレクトリ) を必ずバックアップしてください。」という記述がされている。

プラグイン公式のチュートリアル:Tutorial for Media Cleaner | Meow Apps(英語)

バックアップ方法の例。
  • データベース(通常はphpMyAdmin)からデータをエクスポートする。
  • WordPressサイトのディレクトリ、「wp-content」内の「uploads」のフォルダをコピーする。
  • 引っ越しやバックアップ用プラグインの「All-in-One WP MIgration」を使用する。関連:WordPressの引越しは、ささっとAll-in-One WP Migrationで。

Media Cleanerで、不要な画像を削除する手順。

「Meow Apps」 > 「Media Cleaner」へ。

「Media Cleaner」をインストールすると、管理画面左側のメニューに「Meow Apps」が表示されるので、「Media Cleaner」を選択する。

Media Cleanerで画像削除する手順画像。

「Filters」 > 「Images Only」 > 「Enable」にチェック。

不要なファイルの中で、画像だけを削除したい場合は、「Images Only」でフィルターをかける。

オレンジ枠の部分。)

Media Cleanerで画像削除する手順画像。

「Access Media Cleaner Dashboard」をクリック。

「Filters」の上の方にある、「Access Media Cleaner Dashboard」をクリックする。

Media Cleanerで画像削除する手順画像。

「Media Cleaner Dashboard」 > 「Media Library」を選択する。

「Media Cleaner Dashboard」の画面に切り替わるので、画面左下の方にある「Scan」のプルダウンメニューから「Media Library」を選択する。

Media Cleanerで画像削除する手順画像。

「Media Cleaner Dashboard」 > 「Scan」をクリックする。

メディアライブラリから不要な画像がスキャンされる。

Media Cleanerで画像削除する手順画像。

スキャンした結果が表示される。

今回は612枚の画像がヒットした。

おそらくWordPressサムネイルの小中大の画像で×3になっている。)

Media Cleanerで画像削除する手順画像。

「Delete All」をクリック。

もし個別に削除をしたい場合は、左側のチェック欄にチェックを付けてクリックする。

Media Cleanerで画像削除する手順画像。

バックアップがあるかどうかの確認画面が表示される。

OKをクリックすると、全削除となる。

「If you continue, 612 issues will be deleted. Make absolutely sure you have a backup of your site.」

「続行すると、612件の問題点が削除されます。サイトのバックアップがあることを必ず確認してください。」(日本語訳)

Media Cleanerで画像削除する手順画像。

全削除された後の画面。

62ページにわたり612枚並んで画像が、削除された。

Media Cleanerで画像削除する手順画像。


Broken Link Checkerでリンク切れを確認。

Broken Link Checkerでリンクチェック。

誤って必要な画像ファイルなどを削除していないかは、「Broken Link Checker」で確認できる。

Broken Link Checker

「リンクチェッカー」 > 「Local [old]」へ。

Broken Link Checkerのプラグインページの画像。

参照: Broken Link Checker – WordPress プラグイン | WordPress.org 日本語

「Broken Link Checker」をインストールすると、管理画面のメニューに「リンクチェッカー」の項目が表示されるので、「Local [old]」を選択する。

Broken Link Checkerでリンク切れをチェックする手順画像。

「Local Broken Link Checker」の画面。

リンク切れがなければ、下記のような表示になる。

ステータスが「200 OK」と表示されていればOK。

Broken Link Checkerによる画像リンクチェックの画面。

リンク切れがあった場合は、下記のようなエラーが表示される。

Broken Link Checkerによる画像リンクチェックの画面。

このエラーはコメント内のテキストリンクエラー。画像リンクの件とは無関係。)

WordPressの不要なメディアファイルを削除する方法を知っている猫ちゃん。

以上、参考になれば幸いです。


Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) 事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 写真は主にUnsplashPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。

デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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