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Figmaのプラグイン「Olive Press」とは?
FigmaからWebPで書き出せる。
Olive Press
画像ファイルをWebPの形式で使うことが増えている。
現時点、FigmaやIllustratorなどのソフトはデフォルトでWebPは書き出せないが、画像形式を変換できるWebサイトはネット上に多々ある。
また、Figmaのプラグイン「Olive Press」は、Figmaから直接.webp形式で書き出すことができる。
作者:Alex Vale
プラグインサイト:Olive Press – Image Compression
Olive Pressの保存と使い方。
Olive Pressの入れ方。
入れ方は簡単。数ステップで。
Olive Pressを検索。
プラグインはツールバー >「Actions(アクション)」から、「Plugins(プラグイン)」のパネルを開き、「Olive Press」で検索する。(小文字でも可。)
(※Resources(リソース)はActions(アクション)に名称が変わっています。)
右横の三点リーダーから「Save(保存)」ができる。
(※以前は三点リーダーからでしたが、現在はブックマークからに変わっています。)
(※右クリックメニュー、または、プラグインの配布サイトOlive Pressからでも保存可能。)
プラグインを保存しない場合。
保存をせずに使用する場合は、「Olive Press」パネルの「Run(実行)」をクリック。
「Olive Press」パネルの開き方。
「Main menu(メインメニュー)」 > 「Plugins(プラグイン)」 > 「Olive Press」で開く。
(※右クリックメニューからでも可。)
「Olive Press」のパネルでWEBPを選択する。
書き出したい画像を選択し、「Olive Press」のパネル左下のプルダウンメニューで「WEBP」を指定する。
(※ここでJPGなどにすると書き出し時に.webpにならないので注意。)
右上の「歯車」のマークから「Settings」を開く。
JPGやPNG、WEBPの項目がある。スライダーや左下のプルダウンメニューから圧縮の具合を調整する。
その後、「Save」をクリック。
(※ファイルが保存されるというわけではなく、設定が保存される。)
左下の「+」マークをクリックすると、「Files」の項目にファイル名が表示される。
ここで、レスポンシブ用に書き出す画像サイズ(1×や2×など)を決めることができる。
サイズや書き出し形式(WEBP)を確認後は、「Compress」のボタンをクリックする。
左下の表示は「WEBP」でなくてもよい。
(※仮に左下がJPGでも、「Files」の項目の右側が「WEBP」であれば.webp形式で保存される。)
すると、WebPファイルがダウンロードされる。
今回は「1234 × 1766」の画像サイズで、「1×」、「Medium」を選択。その結果わずか42KBだった。
メインビジュアル的の用途としては画質が粗いが、サムネイルには使えるだろう。
(※ちなみにJPGやPNG、WebPなどWeb用の画像形式は約1670万色の色数を扱えるが、絵画の場合、厳密な色の再現は難しい。)
補足。Figmaのグループ化と、著作権について。
グループ化。
Figmaで編集した写真や画像を書き出す際は、Olive Pressに限らずグループ化が必須となっている。
グループ化は、ショートカットや右クリックメニューから可能。
ショートカット。
- Mac:「command」 + 「G」
- Win:「Ctrl」 + 「G」
著作権について。
Johannes Vermeer(ヨハネス・フェルメール)の絵画は著作権が切れており、今回使用させていただいた「真珠の耳飾りの少女」はパブリックドメインとなっているので自由に使える。(作者への敬意を忘れずに、常識の範囲内で。)
Picasso(ピカソ)やDalí(ダリ)、レオナール・フジタ (藤田嗣治)、Warhol(ウォーホル)などは著作権が切れていないので注意が必要。
(基本的に作者の没後70年間は著作権が保護される。保護期間は2018年12月29日までは50年だったので気をつけなければならない。)
以上、参考になれば幸いです。
※Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) ※事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 ※写真は主にUnsplashやPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。
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