Perplexityの日本語化の方法と使い方や検索の例。 / いがわ

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Perplexityの使い方と日本語化方法。

Perplexityとは? Perplexityの読み方は?

敬称略

Perplexityについて。

Perplexityの読み方。

カタカナ表記は「パープレキシティ」が一般的。「パープレ」と略されたりもしている。

Perplexityは検索に特化しているAI。

ChatGPTのような会話型、チャット型のAIだが、検索に特化していることが大きな特徴。

検索方法もGoogleと異なり、キーワードではなく自然言語処理、つまり日常的な会話形式でインターネットを検索できる。

検索ができるため、リアルタイムの情報を含んだチャットも可能。

PerplexityはAIスタートアップ企業のひとつ。

Perplexityは、2022年に設立された「Perplexity AI」社が開発したAIチャット型の検索エンジンで、すでに日本語へも対応もしている。


Perplexityの日本語化の方法。

Perplexityの言語設定で日本語を選択する。

日本語化の方法。

Perplexityのサイトのインターフェイスは英語だが、検索やチャットは普通に日本語で行える。

また、言語設定でインターフェイスの日本語化も可能。

スクショはダークモード時のもの。)

Perplexity(パープレキシティ)の使い方。HOME画面。

日本語化は、画面下部にあるメニューから可能。

Perplexityの使い方。メニューの言語設定の画面。

言語設定で日本語に。

Perplexityの言語設定メニューの画面。

日本語対応されたPerplexityの画面。

日本語対応したPerplexityのHOME画面。

参照:Perplexity


Perplexityの基本的な使い方。

ログインなし、無料でも使用できる。

Perplexityはグインなしで使用可能。

PerplexityはChatGPTと同様に、ログインしなくても利用ができる。ただし制限がある。

Perplexityは無料でも使用可能。

料金体系もChatGPTと同様で、制限があるが課金しなくても利用できる。

仕事などで使う場合は有料版の方が良さそう。

お仕事などでヘビーに使う場合は、制限がなく精度も高い、有料プランを利用した方が効率的。

Perplexityのフォーカスと添付機能を使用できる。

Perplexityの使い方の画面。

Perplexityのフォーカス。

Perplexityは、フォーカスをインターネット全体に当てるか、ジャンルに分けて当てるかを選択できる。

フォーカスの範囲を決めることで、ネット上にある誤情報やフェイクニュースなどのノイズ的な情報源を極力除くことができると思われる。

フォーカスの種類。
  • 全て: インターネット全体を検索する。
  • 学術: インターネット上に公開されている学術論文を検索する。
  • 作成: インターネット検索ではなく、チャットから始める。(チャット中にネット検索も可能。)
  • 数学: 数学に特化した高度な機能を提供する。
  • ビデオ: YouTubeの動画を検索する。
  • ソーシャル: 主にReddit、YouTubeを検索する。

「フォーカス」は会話の内容などによって使用されなくなる場合も多々あります。)

Perplexityの添付。

Perplexityに聞いてみたところ、現時点ではテキストベースのファイルのみのサポートで、画像や動画ファイルはアップロードできないとのこと。

添付ファイルの種類。
  • プレーンテキスト。
  • PDFファイルの要約。
  • コードファイルの解説。
  • 無料版は1日3ファイル、有料版は1日100ファイルまで。)

他の生成AIでもそうであるように、Perplexityの機能には更新や変更があるため、公式サイトで確認した方が確実とのこと。

検索特化AI Perplexityの使い方を見る猫ちゃん。


使い方の例1。フォーカスが「全て」の場合。

全てにフォーカス:perplexityとはなんですか?

メッセージを入力。

画面中央にある入力欄へ聞きたいことや調べたいことを文章の形式で入力する。

メッセージの例。
「perplexityとはなんですか?」

Perplexityの使い方の画面。

入力後、送信ボタンを押す。

Perplexityの使い方の画面。

回答が返ってくる。

インターネット検索しつつの回答でも、文章生成の速度は驚くほど早い。また、回答表示も心地よい感じになっている。

無料プランかつデフォルトでこの精度は、生成AIの進化の速さと深さを改めて感じる。

検索機能も使った返信。

検索に特化したAIなので、ChatGPTやClaudeよりも、Google検索の代替となる可能性があると言われている。

回答を書き直す。

また、回答の左下にある「書き直す」というボタンから、異なる表現や視点で回答を再生成することができる。

プロ検索(Pro Search)。

Perplexity Proプランの有料ユーザーが利用できる、より高度な検索機能として「プロ検索」の機能がある。

「プロ検索」は、無料プランでも1日5回まで利用ができる。


使い方の例2。フォーカスが「作成」の場合。

作成にフォーカス:こんにちは。

メッセージを入力。

チャットで使いたい場合は、入力欄へあいさつなどで始める。

メッセージの例。
「こんにちは。」

Perplexityの使い方の画面。

入力後、送信ボタンを押す。

Perplexityの使い方の画面。

回答が返ってくる。

チャット的な返信がある。

あいさつにはあいさつで返すという、チャット的な返信がある。

チャット内容で質問のようなことが生じると、検索特化AIらしく、検索してから回答が返ってくる。


使い方の例3。フォーカスが「ソーシャル」の場合。

ソーシャルにフォーカス:Perplexityが検索するソーシャルとはなんですか?
たとえば、Reddit内を検索するのですか?

ソースが全て「Reddit」となっているように、現時点ではおそらくRedditから検索している。

ログインしなければ閲覧できず、プライベートな投稿が多いFacebookや、競合するかもしれない生成AIのGrokが連携されているX(旧Twitter)などは規制がかかっている可能性がある。

「ソース」も「フォーカス」同様に、会話内容などにより変わります。「ソース」の中に情報がない場合は、インターネット全体から探すようです。)

ソーシャルから動画を検索。

Perplexityの使い方の画面。


使い方の例4。フォーカスが「ビデオ」の場合。

ビデオにフォーカス:chillな曲が流れる動画を教えてください。

YouTubeから動画を検索。

テキストでの説明とともに、画像でのリンクも表示される。

Perplexityの使い方の画面。


使い方の例5。フォーカスが「数学」の場合。

数学にフォーカス:フェルマーの定理を解けますか?

Wolfram Alphaから情報を検索。

数学にフォーカスした場合、数学の計算や質問への検索エンジンの「Wolfram Alpha」を使って回答してくれる。

xn + yn = zn

『nが3以上の自然数の場合、xn + yn = zn となる自然数の組 (x, y, z) は存在しない。』

ぱっと見では中学生でも解けるようにも見えつつも、350年以上誰も解けなかった『フェルマーの定理(フェルマーの最終定理)』。

どういう回答になるかが気になって質問してみたところ、「解かれてはいるが、その証明を理解し再現するには高度な知識と専門性が必要」である旨の内容となった。

Perplexityの使い方の画面。

ピエール・ド・フェルマー自身が「私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる。」と書き残したように、一般人に理解できるような規模感ではない。

フェルマーも一度は解けたと思っていたが実は解けてはいなかったことに気づいていたいう説もあり、実際に解いたアンドリュー・ワイルズも7年がかりで証明し、それを3日間に分けて発表したにもかかわらず、その後の論文の査読で誤りがあることを指摘され、教え子のリチャード・テイラーのサポートを得てさらに1年間の時間を要している。

参考:フェルマーの最終定理 – Wikipedia

Perplexityの使い方の画面。


使い方の例6。フォーカスが「学術」の場合。

学術にフォーカス:医療におけるAI活用についての可能性を探してください。

Semantic Scholarから情報を検索。

学術にフォーカスした場合、学術文献検索サービスの「Semantic Scholar」を使って回答してくれる。

チャットとは違い、専門用語などが多くなっている。

それでもわかりやすいように、小見出しとその内容へとまとめてくれている。

Perplexityの使い方の画面。

医療現場にAIが導入されるには10年、20年単位となりそう。パソコンやスマホも数年では普及しなかった。

Perplexityの使い方の画面。

マナーやITリテラシー。

無断引用の注意。

Perplexityの回答速度は信じられないほど速いが、サイトの記事を無断引用しているという指摘も受けている。

徐々に改善されていくと思われるも、現時点でPerplexityの回答をそのまま職場や学校などで使うと、無断引用していたり、著作権を侵害していたりするということも起こり得る。

その辺りの認識やマナー、ITリテラシーなどを身につけていくことも大切。

Perplexityの使い方を見るわんちゃん。

以上、参考になれば幸いです。


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井川 宜久 / Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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