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Copilotとは、GPT-4やDALL·E 3と連携した生成AI
Microsoft Copilotとは?
GPT-4とDALL·E 3が無料使える生成AI。
Microsoft Copilotは、ChatGPTの有料版モデルの「GPT-4」や、同じく有料の画像生成AI「DALL·E 3」が無料で使うことができる。
Copilotの読み方は「コパイロット」。
Copilotは「副操縦士」という意味で、自分の「アシスタント」や「相棒」のようなイメージ。
Bing ChatからCopilotへ。
「Bing」と「Copilot」が混在しており、ちょっとややこしい。
今後は「Copilot」ブランドとなるため、どっちか迷った場合は「Copilot」から始めた方が良いかもしれない。
(※スクショはダークモード時。また、画面のデザインが変わっていることがあります。)
参照元:Microsoft Copilot: 日常の AI アシスタント
Copilotは、チャットや画像の生成、認識も無料で使える。
MicrosoftのAI Copilot。
他の生成AI同様まだ試験的なものなので、精度の問題や使用制限がある。
画像認識もでき、人物の顔が写っているものは認識されないように配慮がされている。
Microsoft社と、OpenAI社の関係。
Microsoftは、ChatGPTをリリースしているOpenAIと長期的なパートナーシップを結んでおり、親和性が高い。
なので、OpenAIの「GPT-4」や「DALL·E 3」の機能の一部が、無料で使える。
生成AIを使ってみる入り口として。
生成AIの入門やライトユーザーには良さそう。
同じく無料プランがある「ChatGPT」や「Gemini」との併用もできる。
- 関連:ChatGPTの始め方と使い方と。初心者向けシンプル版。
- 関連:Bard(Gemini)が日本語対応。ログイン方法や最新情報など、使い方の例。
- 関連:BardからGeminiに。使い方はどう変わる?日本語対応は?
Copilotの使い方。
Microsoftのアカウントがあればすぐに利用可能。
Copilotは、ログインなしでも利用可能。
Copilotはログインをしなくてもチャットを使うことができる。
シンプルなチャットなので、画面の指示通りに行えば、習うより慣れよでいける。
ログインをすると、使える機能が増える。
Copilotの年齢制限について。
Microsoftのサービス規約には、未成年者(日本の場合は18歳未満)のアカウント作成またはサービスの使用に、親権者または法的後見人の同意が必要である旨が記載されている。
参照元:Microsoft サービス規約
また、Microsoftのプライバシーに関する声明では、13歳未満の場合、「Microsoft サービスにアクセスするためのアカウントを作成する場合も含め、使用する前に保護者から同意または承認を得るように求められます。」という記載がある。
参照元:Microsoft のプライバシーに関する声明 – Microsoft のプライバシー
Copilotのチャット用の入力欄。
会話のスタイルを選択できる。
チャットを始める前に、会話のスタイルを選ぶことができる。
- より想像的に。
- よりバランスよく。
- より厳密に。
参照元:Microsoft Copilot: 日常の AI アシスタント
Copilotへログインした場合としない場合。
ログインすると、履歴も残る。
Copilotへログインすると、画面右側にチャット履歴が残り、前回の続きから使える。
チャット履歴は、名前の変更や、ゴミ箱のアイコンから削除も可能。
Copilotの回数制限。
ログインをしない場合、1回あたりの会話で、5ターン(5回のやりとり)程度の回数制限がある。
ログインをすると、30ターン(30回のやりとり)までとなり、DALL·E 3を利用した画像生成などができる。
(※ログインしても5ターンになる場合があります。)
Copilotの文字数制限。
チャットで聞いてみると、1回のメッセージで送信できる文字制限は、約8000文字とのこと。(ログインなしでは約4000文字。)
(※2024年5月中旬時点。)
制限についての補足。
Copilotに聞いてみると、回数制限や文字数制限は一時的に変わったり、将来的に変わったりするとのこと。
画像生成AIのDALL·E 3はログインが必要。
DALL·E 3との連携。
ログインをすると、OpenAIによる画像生成AIの「DALL·E 3」を使用した絵を描くことができる。
生成画像のサイズ。
画像サイズは「1024 × 1024」の正方形で、基本的に1度に4枚の画像が生成される。
商用利用について。
Microsoftの利用規約やポリシーには見つからなかったため、直接Copilotへ聞いたところ、「無料で生成した画像は商用利用はできない」とのことだった。
ただし、その後、「専門家に聞いてください」や、「引き続きMicrosoftの利用規約やポリシーを確認してください」などと答えるようになっている。
Copilotによる生成画像。
Copilotでのやりとり。
チャットでの会話によるプロンプトから、DALL·E 3を使った画像生成できる。
生成画像の注意点。
まるで写真のような、リアリティのあるものも生成される。なので、SNSなどでのフェイク画像やフェイク動画に気をつけていかなければならない。
Copilotによる生成画像。その2。
別の日に数時間ほどかけて作成した生成画像。
今回、男性の方は難しく感じた。
Designerによる生成画像。
Designer(デザイナー)との連携。
Copilotで生成した画像はMicrosoft Designerと連携しているが、画像編集を行うためには有料プランの「Copilot Pro」の契約が必要。
テキストによるDesignerからの画像生成は、無料でも可能。
CopilotとBing Chatとの違いは?
ユーザーによっては違いはURLくらいかも。
Microsoftの「Copilot」は、「Bing Chat」からリブランドされた生成AI。
2024年5月現在では、URLは違うが、両方とも「Copilot」となっている。
ログインした後は、双方のチャット履歴などの同期もされている。
Copilotが主にできること。
- チャット(文章の生成を含む)。
- ネット検索(ブラウジング)。
- コードの生成。
- 画像の生成。
- 画像の認識。
- Microsoft 365との連携。
- GitHub Copilotとの連携。
など。
スマホアプリ版のCopilot。
Androidと、iPhone(iOS)版がある。
アプリ版も無料で、ブラウザ版と同様にBing、GPT-4、DALL·E 3が使える。
- Android:Microsoft Copilot
- iOS:Microsoft Copilot
Copilotアプリの使用例。
Copilotアプリで画像を生成。
下記は、iOSのCopilotのチャットと画像生成の例。
画面を見ると、チャットのやりとりの回数は30回の模様。
チャットは保存され、パソコンとの同期もされる。
画面右上の3点リーダーから名前の変更や共有、削除なども可能。
Copilotに使用料が発生する場合。
Copilotの各プランと料金について。
Copilot for Microsoft 365と、GitHub Copilot。
お仕事などでがっつりと使いたい場合、「Microsoft Copilot Pro」や「Copilot for Microsoft 365」、「GitHub Copilot Business」などが利用可能。
- Microsoft Copilot Pro: ¥3,200 ユーザー/月
- Copilot for Microsoft 365: ¥4,497 ユーザー/月相当 (年間サブスクリプション)
- GitHub Copilot Business: $19 ユーザー/月
(※上記の料金は、2024年5月上旬時点のもの。ドルは米ドル。)
参照元:Microsoft Copilot for Microsoft 365 | Microsoft 365
参照元: GitHub Copilot の課金について – GitHub Docs
以上、参考になれば幸いです。
※Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) ※事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 ※写真は主にUnsplashやPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。
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