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ChatGPT(チャットGPT)で最も高性能なモデル、GPT-5。
GPT-4モデルとoモデルから、GPT-5モデルへ。
GPT-5へモデルが統合され、その他の性能も向上。
OpenAIのモデルが2025年の数学オリンピックで金メダル級となったように、以前は弱かった計算や数字の分野が向上。
GPT-5モデルは科学も賢く、金融や法律のジャンルまで実用的な回答をするとのこと。
現時点、GPT-5へ統合されたGPT-4oの復活を求める声が多く、有料ユーザーはGPT-4oを選択できるようになっています。
引用元:OpenAI
参照元:GPT-5 が登場 | OpenAI
GPT-5の性能について。
ChatGPTが専門家のような性能に。
専門家レベルの回答を。
もともと得意だった文章の生成能力はもちろん、他の分野でも専門家レベルへ成長。
安全性と正確性も考慮されているとのこと。
もともと得意な画像生成なども、引き続き使用できる。
GPT-5で向上した主な分野。
- 文章。
- コーディング。
- 数学。
- 科学。
- 金融。
- 法律。
- 健康。
YMYLとの関連性。
金融や法律、健康や安全は、YMYL(Your Money or Your Life)の対象ともなっている。
Googleも重視しているコンテンツ。
GPT-5で、コーディングとデザインができる。
GPT-5によるアプリ開発。
コーディングからデザインへという流れが、ChatGPT的な開発過程。
チャットをしながらアイデアを出し合い、コードを生成し、デザインをしていく。
いわゆるバイブコーディングのような。
GPT-5とデザインツールとの関連。
PhotoshopやFigmaなどのデザインツールとは別のアプローチ。
従来では、デザインかコーディングかは、自分に向いている方から始めるのが基本。
ChatGPTとの共同作業でも、チャットやツール、他のひとたち、書籍やネットなど、どこかで基礎となる用語や仕組みを学ぶと、やりとりがスムーズになる。
GPT-5による生成の変革。
GPT-5には想像力や美しさの感覚、デバッグなどで優位性が見られ、成果物のコードにも一貫性があるとのこと。
ChatGPTがパートナーのように。
GPT-5はカスタマイズや連携の機能が向上。
GPT-5モデルは、ChatGPTの性別や性格を選択できたり、話し方の調整をすることが可能。
学習モードもあり、さらに、GmailとGoogleカレンダーとの連携もできる。
パーソナライズの主な設定項目。
日常でも仕事でも欠かせない、大切なパートナーのような存在になるかもしれない。
- 性別。
- 性格。
- 話し方。
- チャット画面の色。
- 学習モード。
- GmailとGoogleカレンダー。
ChatGPTの性格を設定できる。
4つのパーソナリティ。
GPT-5のリリースを契機に、ChatGPTの性格の設定もできるように。
下記の4つのパーソナリティが用意されている。
- 皮肉屋。
- ロボット。
- 聞き手。
- オタク。
ChatGPTの性格設定の手順。
ChatGPTの画面左下のアカウント名から。
画面左下の「アカウント名」>「ChatGPTをカスタマイズする」へ進む。

ChatGPTをどんな性格にしますか?で設定。
「ChatGPTをどんな性格にしますか?」の右横の「デフォルト」をクリックし、この中から選択する。

とくに性格の設定をしなければ、これまで通り、デフォルトとなる。
ChatGPTは答えを持っているか?
AIの回答は間違いもある。
ChatGPTへの入力欄の下に「ChatGPTの回答は必ずしも正しいとは限りません。重要な情報は確認するようにしてください。」とあるように、ChatGPTやその他の生成AIは「答え」を持っているとは限らない。
AIのハルシネーション。
また、ハルシネーション(幻覚)と呼ばれるAIの思い込みにより、嘘や誤情報、作り話を生成するという現象もある。
エンターキーを押した結果の違い。
電卓では「1 + 1 = 2」という、数学の答えが絶対として返ってくる。
汎用性のある生成AIは、「正しい」というわけではなく、「性能が高い」ということ。
ChatGPTのGPT-5モデルの性能は?
GPT-5は、高機能、高精度、高確率なChatGPT。
GPT-5はChatGPTの以前の上位モデル、GPT-4oやOpenAI o3などよりも、機能や精度、確率が高くなる。
OpenAI、ChatGPTの過去最高モデル。
最高レベルのAIモデルであり、人間の博士号取得者や、AGI(汎用人工知能)、ASI(人工超知能)ということではない。
様々な分野での知識があり、汎用性が高くても、やはりファクトチェックは重要。
現時点、GPT-5は不安定なのか、アクセス過多なのか、ちょっとクセが強い感じです。
SNSでの声や、おそらくフィードバックも多く、有料ユーザーはGPT-4oを選択できるようになっています。
GPT-5のハルシネーション?事例。
GPT-5の、一時的なバグのような。
Windows 95などの設計に携わった、元Microsoftの中島聡さんの動画。
動画の最初に、中島さんが質問者の役割を担当する旨が説明されている。
GPT-5は科学の分野でも博士号、専門家レベルと言われているので、普通であれば「粒子と波動の二重性」や「観測問題」、「シュレディンガーの猫」などの基本的な知識は持ち合わせている。
量子コンピュータも、テレビやネットなどでたびたび報道されている。
GPT-5への、量子力学の「重ね合わせ」についての質問。
ChatGPTは質問を勘違いしているようで、コインを量子の例えとしてではなく、コインと量子を別々に考えている。
中島さんが柔らかく説明や指摘をしても、明るく元気に、最後まで自分の回答、主張を曲げない。
あくまでも中島さんが知らない、量子力学は不思議、というような言い回しとなっている。
人間もAIも、誤情報に注意する社会に。
音声会話はすでに人間とAIの区別が難しいので、情報の信頼性には、社会的、日常的にも気をつけた方が無難。
タイトルも『【ChatGPT】新しくなったGPT-5に「答えづらい質問」をぶつけて、“実力”を試してみた【中島聡】』となっているので、中島さんは質問者を演じていたと思われる。
音声モードのモデルはGPT-4o。
また、現時点(2025年8月10日)でのChatGPTの音声モード、Advanced Voiceのモデルは、GPT-5ではなくGPT-4oとなる。
ところがChatGPTは、自分をGPT-5と答えている。画面にもGPT-5と表示されているので、ちょっとわかりにくい。
参照元:ChatGPT — Release Notes | OpenAI Help Center
GPT-5は有料ユーザーから無料ユーザーへ。
GPT-5は有料プランから先行。
無料ユーザーでも制限つきで利用可能に。
GPT-5はこれまで通り、まずは有料プランとしてリリース。
そして徐々にかつ早期に、無料プランでも利用できる流れとなる。
GPT-4シリーズのように。
有料と無料の範囲は違い、性能は同じ。
これまでのGPTシリーズや推論モデルのoシリーズのように、課金していない場合は制限が設けられる。
GPT-4oからGPT-4 miniになっていたように、GPT-5からGPT-5 miniへ切り替わる。
(※チャットに画像があるときは、以前と同様にminiへの切り替えも不可。)
無料プランでも制限がかかるまでは同じモデルによる機能なので、後から有料プランへアップグレードすることもできる。
ChatGPTへの依存リスク。
AIへの依存は注意。
ChatGPTは「AI」なので、「スマホ」や「パソコン」、「自転車」や「自動車」のような付き合い方が好ましいと思われる。
パートナーとしては頼もしいが、依存になってしまうと後々リスクが生じるので、注意が必要。
ChatGPTの利用規約や年齢制限について。
利用規約について。
OpenAIの利用規約。
ChatGPTを含めたOpenAIのサービスの利用規約は日本語かもされており、下記から確認可能。
禁止行為やアウトプットに関する項目が記載されているので、ビジネスで使用するときには要チェック。
参照元:利用規約 | OpenAI
参照元:使用に関するポリシー | OpenAI
年齢制限について。
ChatGPTの年齢制限。
ChatGPTなどのOpenAIのサービスは、使用するためには13歳以上、もしくは居住国で決められている最低年齢に達している必要があるという利用制限がある。
18歳未満の場合は、親権者または法定後見人の許可が必要で、Googleの生成AIであるGeminiも同様。
参照元:利用規約 | OpenAI
以上、参考になれば幸いです。
※Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) ※事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 ※写真は主にUnsplashやPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。
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Llama 関連メモ。
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