BardからGeminiに。使い方はどう変わる?日本語対応は? / いがわ

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Geminiの使い方。日本語や、料金は?

Geminiでも使い方は変わらず、日本語もOK。

Geminiに名称変更。Bardからブランド統一へ。

Gemini(ジェミニ)。

GoogleからBard(バード)としてリリースされていた生絵AI。

そのAIが、2024年2月8日にGeminiへと名前が変更に。

Geminiは、日本語で双子座という意味で、読み方は「ジェミニ」となった。

発音としてはジェミナイが近い。Geminiの最後の「i」は「イ」ではなく「アイ」。)

日本語対応もしているGeminiの使い方について。

参照元:最大かつ高性能 AI モデル、Gemini を発表 – AI をすべての人にとってより役立つものに

Geminiのモデル。

プランや用途によっていくつかあり。

Geminiにはモデルがいくつかあるも、使い方に大きな差はなく、日本語対応もされている。

  • Gemini Ultra – 非常に複雑なタスクに対応する、高性能かつ最大のモデル
  • Gemini Pro – 幅広いタスクに対応する最良のモデル
  • Gemini Flash – Proよりも軽量で、大規模なサービスに高速かつ効率的に対応できるように設計されたモデル
  • Gemini Nano – デバイス上のタスクに最も効率的なモデル

その後、モデルやプラン体系が変更に。

Geminiの主なモデル。

Gemini 〇〇。

モデルのバージョンアップなどにより、「〇〇」の箇所へ数字や名称が付く。

  • Gemini Pro
  • Gemini Flash
  • Gemini Flash Lite

参照元:Gemini モデル  |  Gemini API  |  Google AI for Developers
参照元:Gemini の思考  |  Gemini API  |  Google AI for Developers

Geminiのプラン。
  • Google AI
  • Google AI Pro
  • Google AI Ultra

Geminiをもっと活用しよう。Googleの画像。

参照元:Google AI Pro と Ultra で Gemini 2.5 Pro などにアクセス


Gemini Proの使い方。

Gemini 1.5 Proの利用方法。

Googl AI Studioでも。

後日公開されたGemini 1.5 Pro以降は、旧名称のBardやGemini 1.5のURLとは別に、Googl AI Studioから利用も可能。

Proでも無料、かつ、Geminiとのやりとりは日本語でもできる。

  • バージョンアップなどで画面のデザインが変わることがあります。
  • 使い方はほぼほぼ同じです。

URL:Google AI Studio

Gemini 1.5 Proの使い方についての画面。

Gemini 1.5 Proの画面。

Gemini 1.5 Pro。

UI(ユーザー・インターフェイス)は英語だが、チャットは日本語でできる。無料で使え、上位モデルのGemini Ultra1.0と同様のレベルなので、精度は高い。

Gemini 1.5 Proの画面と日本語レベル。

URL:Google AI Studio

バージョンアップなどで画面のデザインが変わっていることがあります。)

使い方はシンプル。チャットは日本語も可。
  1. 画面右側のモデルから、「Gemini 1.5 Pro」を選択。
  2. 画面左側の「Create new prompt」をクリック。
  3. 入力欄へ、メッセージを入力。使用制限あり。画面右側の「Token Count(トークンカウント)」が目安となる。最大は約100万もしくは200万トークン。)

Gemini 2.5 Proの画面。

Gemini 2.5 Pro。

バージョンアップにより、チャットだけでなく、画像生成や画像加工、URLの読み込みなどもできるように。

Gemini 2.5 Proの画面。

URL:Google AI Studio

バージョンアップなどで画面のデザインが変わっていることがあります。)

使い方はシンプル。チャットは日本語も可。
  1. 画面右側のモデルから、「Gemini 2.5 Pro」を選択。
  2. 画面左側の「Chat」をクリックすると、会話が始められる。
  3. 画面中程の各項目をクリックすると、画像生成やURLの読み込みなどができる。
  4. 入力欄へ、メッセージを入力。使用制限あり。画面右側の「Token Count(トークンカウント)」が目安となる。最大は約100万トークン。)


Geminiの使い方と日本語対応。

Geminiには、ブラウザ版とアプリ版がある。

ブラウザでの使い方。

GeminiはBardと同じように、ブラウザ上で利用ができ、日本語対応もされている。

使うためには、基本的にGoogleアカウントでログインが必要。

ログインしない場合は、機能に制限が多い。)

その後は画面内に表示されている、使い方の説明や問いかけへ返信することで、習うより慣れよで次第に慣れていく。

  • 入力欄にメッセージを入れ、送信ボタンを押すとチャットが始まる。
  • プロンプトとは、要するに入力欄にいれる文章のこと。
  • チャットの履歴は、左側のサイドバーに保存される。「Geminiアプリ アクティビティ」がオフの場合は保存されない。)
  • 画面に注意書きがあるように、回答が正解とは限らない。他の生成AIと同様。)
  • 日本語対応されているが、精度は英語の方が高いかも。

Gemini 1.0 Proの画面。

Gemini 1.0 Pro。

Gemini 1.0 Proは、UIが日本語化されている。

ブラウザでのGemini(ジェミニ)の使い方。

URL:Google Gemini

GeminiにはBardのときのチャット履歴も残っており、以前の続きからのチャットもできる。

BardのURLへアクセスすると、GeminiのURLへ自動的にリダイレクトされる。

BardとGeminiの公式URL。

Gemini 2.5 Flashの画面。

Gemini 2.5 Flash。

Deep ResearchやCanvasなど、新しい機能が増えている。

  • Deep Research:海外を含むネット上の複数の情報源から関連性の高いデータを収集・整理し、リサーチ結果を日本語で生成する。
  • Canvas:テキストやコードを生成するだけでなく、その生成物を一つの画面でリアルタイムに編集・確認できる作業スペース。

Gemini 2.5 flashの画面。

URL:Google Gemini



2025年9月1日 追記)

Gemini 2.5 Flashの新機能。

Gemini 2.5 Flashで、画像の加工、編集も可能に。

通常の「Gemini」からも、Nano Bananaの機能が使用できるようになっています。

Google AI StudioのGeminiとは、手順が一部異なる。
  1. モデルは「Gemini 2.5 Flash」を選択。
  2. チャット入力欄から、画像をアップロード。
  3. 入力欄の「画像」をクリックしてから、画像編集などの指示文(プロンプト)を送る。
プロンプト入力欄と画像ボタン。

テキストによるプロンプトだけで変わらない場合は、入力欄の「画像」ボタンを押して、指示を送ると良いかも。

Geminiへのプロンプト入力欄と、画像ボタンのスクショ。

Geminiによる画像認識。

画像は2024年3月にBard(現Gemini)によって生成され、2025年8月にGoogle AI StudioのGeminiによって編集されたものを使用。

Geminiによる人物の画像認識と、プロンプトのスクショ。

プロンプト。

『ありがとう。いい感じです。
次にこの女性を日本人に変えることはできますか?

・髪型はドレッドではなく黒髪で、肩付近までの長さ。
・被っている帽子はとってください。』

生成された画像。

Geminiによる人物の画像編集加工と、プロンプトのスクショ。


アプリでの使い方。

ブラウザとアプリと連動させる場合は、普通のGeminiで。

Geminiへのブランド名変更に伴い、スマホアプリ版もリリース。

ダウンロードして、Googleアカウントでログインすると使用可能。

使い方もブラウザ同様で、シンプル。

Nano Bananaによる画像編集は未確認です。)

Geminiの使い方。Android。
Geminiの使い方。iPhone

AndroidとiPhone(iOS)でのアプリ名、ダウンロード先は下記の通り。

参照元:Bard から Gemini へ:Ultra 1.0 とGemini アプリを発表

2025年2月追記)
iOSでの「Google」アプリからGeminiの使用は不可に。Android同様「Google Gemini」を使えるようになっています。

Geminiにできること。

GeminiはマルチモーダルAI。
チャットや翻訳、コード生成やデバッグ、画像生成や加工など、複数をこなす。

Googleサービスとも連携可能な、マルチモーダルAI。

Geminiは日本語化もされており、文章の生成や校正はもちろん、画像認識も画像生成もBardと変わらずに使える。

Geminiの機能。

他の生成AIのように、マルチモーダルAIとして、主に下記のことができる。

Google各サービスとの連携は、Geminiならではの特徴。

  • 文章生成。
  • 文章校正。
  • 質問応答。
  • 要約や翻訳。
  • コード生成。
  • 画像認識。
  • 画像生成。
  • 画像編集。
  • 音声入力。
  • Google各サービス(Gmail、Google Map、YouTubeなど)との連携。
  • ブレインストーミング。
  • 詩や台本、メールや手紙の下準備。
  • など。

Geminiの回答についての注意点。

不安定な回答や、画像生成ができないことがあり、いわゆる「ハルシネーション」も起こる。

これらは他の生成AIでも普通に起こっているので、Google検索や書籍などを併用したファクトチェックが大切。

Geminiの料金体系。Gemini nanoとGemini proは無料。Gemini Advancedは月額2900円のイメージ画像。

Geminiによる、スマホのアシスタント機能。

Androidは、「Googleアシスタント」からも利用ができる様子。

参照元:Gemini モバイルアプリを使ってみる – Android – Gemini アプリ ヘルプ

Gemini 1.0 proによる画像生成の例。

2024年2月9日時点では、日本語では生成できなかった。(英語では可能。)

Geminiの使い方。画像生成。
Geminiの使い方。画像生成。

上記は、「Gemini(Twins)」を使用した英語でのプロンプトで生成された画像。

ただし人物の画像生成はやはりまだ色々と解決しなければならない問題があるようで、このときは途中で生成不可となった。

2024年5月8日時点では、英語でも画像生成ができなくなっている。

Geminiの年齢制限について。

後日追記)

年齢制限が曖昧。

Geminiアプリのプライバシーハブには、生成画像は18歳未満のユーザーは利用できないという旨の記載がある。

Gemini アプリのプライバシー ハブの、年齢制限についての画像。

GeminiとGoogleアカウントの年齢制限。

GeminiとGoogleアカウントの利用は、13歳以上が対象。(日本の場合。)

Geminiアプリの年齢制限。(Android & iOS)

スマホアプリのGeminiでは、12歳以上となっている。(2025年2月時点。)

今後も変更があるかもしれず、念のため注意が必要かもしれない。

日本の場合、12歳と13歳では小学生(児童)と中学生(生徒)という違いになる。

Geminiの商用利用について。

商用利用も注意が必要。

Googleの公式サイトには商用利用についての明確な記載が見つからず、Geminiに聞いてみてもはっきりとした回答がなかった。

Geminiによると、Google AIが著作権を持つ可能性や追加ライセンスの必要性、将来的に変更される可能性や画風の元の著作権の影響などがあるとのこと。


Geminiの軽量モデルとしてのGemma(ジェマ)。

Gemma(ジェマ)は商用利用可能。

複数のメディアやGoogleのサイトによると、こちらはオープンモデルで、商用利用も可能な模様。

Gemma。商用利用可能なGoogleの生成AIの画像。

Gemma – Google が提供する最先端の軽量オープンモデル ファミリー。  |  Google AI for Developers

The Keyword | Google Product and Technology News and Stories

Terms of use permit responsible commercial usage and distribution for all organizations, regardless of size.

Google翻訳:利用規約では、規模に関係なく、すべての組織に対して責任ある商業利用と配布が許可されています。

参照元:Gemma: Google introduces new state-of-the-art open models

Gemmaの使い方。

使い勝手はGeminiと違っていて、まだ一般ユーザー向けではない感じ。


Geminiのモデルと、料金プラン。

Google AIと、Google Oneでのプランと料金設定。

Geminiの料金プラン。

Geminiのプランと料金設定は下記のようになっている。

Geminiをもっと活用しよう。Googleの画像。

参照元:Gemini Advanced – Google の最も高性能な AI モデルにアクセス

Google Oneの中のGemini。

Google OneのサービスとしてGeminiも含まれている。

Google Oneの料金プランの画像。

参照元:クラウド ストレージのアップグレード – Google One

Geminiの最新情報は、リンク先のGoogle公式サイトで。

ブランド名やプラン、料金体系がよく変わるので、参照元のGoogle公式サイトで確認した方が確実。

Geminiの使い方。画像生成、日本語対応は?

Image:Gemini by Google AI

以上、参考になれば幸いです。


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井川 宜久 / Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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