商用利用可、著作権フリーな画像生成AI。Adobe Fireflyの使い方例。デザイナー、コーチ、ディレクター / 井川

igawa design.

Memo

商用利用可、著作権フリーな画像生成AI。Adobe Fireflyの使い方例。

です・ます調の文章でなくてすみません。当初は個人的なメモ書きだったためです。

Adobe Fireflyとは?

画像生成AIと文章生成AI。

Stable Diffusionがすごい、DALL·Eがやばい、ChatGPTがとんでもない、というハイスピードなAI新時代に、いよいよデザインツールの大御所と言えるAdobe社が参入してきた。

Fireflyという名前のツールとなるらしい。

(蛍ではなく赤い鳥。現在は順番待ち。)

赤い鳥。Adobe Fireflyのイメージ。

肖像権なし、著作権もフリー。

画像生成AIによる画像は、写真に見えても実在する人間ではないため、「肖像権」が発生しない。

また、「著作権」については、品質の高いAdobeの画像素材であるAdobe Stockの中から、商用利用可能な何億もの素材からAIが学んで画像を生成するとのこと。

テキスト入力によるプロンプト。

他の画像生成AIと同様に、テキスト入力(プロンプト)により写真のような画像や、アニメのような画像をつくることができる。

PhotoshopやIllustrator、After EffectsなどAdobeソフトとの親和性が高いAIとなると思われるが、果たしてどのようなことができるのだろうか?


Fireflyの使い方の例。

テキストから画像を作成。

Fireflyは、Stable DiffusionやDALL·E、Midjourneyなどのように、テキスト入力(プロンプト)で画像を生成することから始まる。

(AdobeサイトのFireflyのページで、説明や動画などを見ることができる。)

AdobeサイトのFireflyのページのスクショ。

参考:Adobe Firefly (Beta)

Text to image – テキストから画像へ。
Text to image

Adobe FireflyのText to image(テキストから画像へ)のページのスクショ。

プロンプトの使用、指定例。

例えば以下のキーワードを、カンマ区切りで入力する。

(現在のところ、英語での入力。日本語対応は時間の問題。)

  • blue sky(青い空)
  • white clouds(白い雲)
  • green land(緑の大地)

すると、青い空に白い雲の、大自然の夏のような画像が生成される。

(以下はDALL·EとStable Diffusionでざっくり生成したもの。)

DALL·Eが生成した大自然の夏の大空の画像。
Stable Diffusionが生成した大自然の夏の大空の画像。

ただし、おそらくは一発でイメージ通りとはいかない。

なので、画像の言語化、テキストでの指示出しの慣れが必要となってくる。
下地ができれば、後は自分でクリエイティブに作り込むことができる。

Firefly単体では難しい場合、ザ・アドビのソフト、PhotoshopやIllustratorと連携しやすいという強みがある。

厳密な情報によるプロンプト。

逆にデザインツールが苦手な場合、テキスト入力(プロンプト)を高めていくという手が有効かもしれない。

プロンプトの使用、指定例。
  • 背景や被写体について。
  • 写真 or 鉛筆画や油絵などの画風、スタイル。
  • カメラの機種名や、レンズの種類。
  • ライティング(照明)や構図、ポーズやムード。
  • 品質や解像度。

などの、詳細かつ具体的な情報を指定すると良いと思われる。

ChatGPTもそうだが、段階的に、ステップ・バイ・ステップで指示をすると伝わりやすい。

(翻訳して英語でテキストを入力。)

人間と同じように、いきなり「ああして」、「こうして」などと言っても無理がある。


Text effects – テキスト効果。
Text effects

フォトショのレイヤースタイルやイラレのアピアランスなどで行っていた作業を、テキストによる指示で作成するようなイメージ。

Webサイトのメインビジュアルや、ポスターやカードのタイトル作成が時短で作成できるかもしれない。

Adobe FireflyのText effects
(テキスト効果)のページのスクショ。


Recolor vectors – ベルトルの色を変更。
Recolor vectors

わんちゃんのようなベクター画像が掲載されているが、まだ「Coming soon」の状態。

「待て」、という待機状態なのかもしれない。

Adobe FireflyのRecolor vectors (ベクトルの色を変更)のスクショ。

「Create unique variations of your artwork from a detailed text description.(詳細なテキスト説明からアートワークのユニークなバリエーションを作成します。)」という説明文がある。

なので、おそらくPhotoshopやIllustratorなどでベクターオブジェクトの色を変更するような作業を、テキストによる説明で行い、それを基にAIが何パターンかの画像を用意すると思われる。

画像生成AI Adobe Firefly。使い方とクリエイティビティ。商用利用OK。

Fireflyの操作感。

Adobeの公式動画がアップされているので、なんとなくイメージすることができる。

まずはテキストでの指示(プロンプト)による画像生成。

その後の、、、

  • なげなわツールや長方形選択ツールで範囲選択。
  • ブラシツールでドラッグ。
  • バウンディングボックスでのサイズや位置調整。
  • 手描き文字をベクター化。
  • 選択ツールでベジェ曲線を調整する。

などといったAdobeっぽさが見える。

引用元ページ:ジェネレーティブAI「Adobe Firefly」を Adobe Creative Cloudに


AI 関連メモ。

Chat D-ID 関連メモ。
ChatGPT 関連メモ。
OpenAIのロゴ。
Bard 関連メモ。
Googleのロゴ。
DALL·E 関連メモ。

以上、参考になれば幸いです。


Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いています。(元々はメモ書きでしたので順次見直し、更新しています。) 事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 写真は主にUnsplashPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、購入素材、もしくは自前のものを使用しております。

デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

免責事項について

  • 記事ページ(Memosのページ)は当初は文字通りメモ書きでした。その後、修正や更新をしております。
  • 事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ早急に対応いたします。
  • 一個人のポートフォリオサイトですので、万一損害・トラブル等が発生した場合でも、一切の責任を負いかねます。