WordPressのリビジョン機能の設定方法。プラグインか、wp-config.php、functions.phpで。 / いがわ

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Memo

WordPressのリビジョン機能を制御。プラグインでも。

WordPressのリビジョン機能。

WordPressのリビジョン数は制限もできる。

リビジョンは便利。ただし容量が増えてしまう。

リビジョンは便利な反面、データベースの容量が増えてしまう。

また、古い記事のリビジョンは、ほとんどの場合、すでに使うことのないデータとなっている。

それらのデータが大量に溜まることで、サイト表示の速度低下や、思わぬエラーの原因となってしまうことも想定される。

なので、リビジョンを削除したり、リビジョン数に上限を設けておくと良い。

リビジョンが表示されないときは?
  • 投稿画面上部の「表示オプション」で、リビジョンにチェックがついているかどうかを確認。
  • プラグインの影響を確認。いったんプラグインをオフにする。
  • テーマの影響を確認。いったんテーマをデフォルトにする。
  • カスタム投稿タイプの場合は、functions.phpにリビジョンを有効にするコードが必要。(ページ下部へコード例あり。)
  • サーバーの保存容量を超えていないかを確認する。

WordPressのリビジョンを制限するプラグイン。

WordPressのリビジョンを、プラグインで制限。

リビジョン系の便利なプラグイン。
  • WP-Optimize:リビジョンの制限や削除ができるプラグイン。
  • WP Revisions Control:リビジョンの数を制限できるプラグイン。

「WP Revisions Control」はここ2年ほど更新されていないので、「WP-Optimize
」を使用するか、functions.phpへ記述した方が良いかもしれない。


WordPressのリビジョンを制限するコード。

WordPressのリビジョンを、functions.php or wp-config.phpで制限。

functions.phpへコードを追記する方法。

functions.phpファイルへ下記のコードを記述すると、WordPressのリビジョンの上限数を制限できる。

例)

PHP
// Set the revision upper limit / リビジョンの上限を設定 ////////////////////////////

add_filter( 'wp_revisions_to_keep', function( $num, $post ) {
    return 5; 
}, 10, 2 ); 
リビジョン数の上限を設定。

add_filter()関数を使ってフィルターフック「wp_revisions_to_keep」を用い、戻り値(返り値)でリビジョンの上限を設定できる。

戻り値の値がリビジョンの上限となる。

要するに、「return 5;」を「return 3;」にすると、3個のリビジョンが上限となり、古いリビジョンから削除されていく。

wp-config.phpへコードを追記する方法。

wp-config.phpファイルへの下記のコードでも、リビジョンの上限数を制限できる。

例)

PHP
// Set the revision upper limit / リビジョンの上限を設定 ////////////////////////////

define('WP_POST_REVISIONS', 5);
リビジョン数の上限を設定。

define()関数で設定されている定数「WP_POST_REVISIONS」の値で、リビジョンの上限を設定できる。

WP_POST_REVISIONSの値がリビジョンの上限となる。

要するに、「’WP_POST_REVISIONS’, 5」を「’WP_POST_REVISIONS’, 3」にすると、3個のリビジョンが上限となり、古いリビジョンから削除されていく。

カスタム投稿タイプの場合。

カスタム投稿タイプを有効化するコードで、リビジョンも一緒に有効化できる。

例)

PHP
// register_post_type / カスタム投稿タイプの追加 ////////////////////////////////////////
function add_custom_post_type(){
	register_post_type(
		'example_01', // 1.投稿タイプ名
			[ // 2.オプション
			'label' => '例1', // 投稿タイプの名前
			'public'        => true, // 利用する場合はtrueにする
			'has_archive'   => true, // この投稿タイプのアーカイブを有効にする
			'menu_position' => 5, // この投稿タイプが表示されるメニューの位置
			'supports' => [ // サポートする機能
				'title', // タイトル
				'editor', // 内容の編集
				'revisions', // リビジョン
				'thumbnail', // アイキャッチ画像
			]
		]
	);
	register_post_type(
		'example_02', // 1.投稿タイプ名
			[ // 2.オプション
			'label' => '例2', // 投稿タイプの名前
			'public'        => true, // 利用する場合はtrueにする
			'has_archive'   => true, // この投稿タイプのアーカイブを有効にする
			'menu_position' => 5, // この投稿タイプが表示されるメニューの位置
			'supports' => [ // サポートする機能
				'title', // タイトル
				'editor', // 内容の編集
				'revisions', // リビジョン
				'thumbnail', // アイキャッチ画像
			]
		]
	);
}
add_action('init', 'add_custom_post_type');

WordPressのリビジョン機能の設定方法を知っている猫。

以上、参考になれば幸いです。


Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) 事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 写真は主にUnsplashPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。

井川 宜久 / Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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