Figmaでラスタライズをする方法と注意点。 / いがわ

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Figma(フィグマ)でラスタライズをする方法。

解像度とラスタライズと。

解像度の設定。
Figmaの場合。
Figma(フィグマ)でラスタライズ。Figmaのロゴ。

Figmaは元々Web用のデザインツールのためか、現時点(2024年03月)では「解像度」の設定がない。


Illustratorの場合。
Illustratorのロゴ。

Illustratorでは、テキストや画像にぼかしやシャドウ、透明効果などを使用した場合、印刷用入稿データにする際に「ラスタライズ」を行う。

その際の解像度は「300dpiや350dpi」が基本となっている。

補足:単位としては、「dpi」 = 「ppi」)

Illustratorでラスタライズを行う画像。


Figmaのラスタライズ方法。

Figmaのラスタライズ。
ドロップシャドウやぼかしをラスタライズ。

「ラスタライズ」は下記の手順で可能。解像度はおそらく「72ppi」となる。

ラスタライズの手順。

ラスタライズしたいオブジェクトを選択する。

シャドウやぼかしをかけたオブジェクトを、クリックで選択。

Figmaでオブジェクトを選択した画面。

「Main menu(メインメニュー)」 > 「Quick actions(クイックアクション)」 からクイックアクションバーを開く。

クイックアクションバーを開く。

Figmaのメインメニューの画面。

「ラスタライズ」と入力する。

キーボードから「ラスタライズ」などと入力し、「選択したレイヤーのラスタライズ」をクリックする。

Figmaのクイックアクションバーの画面。

英語で利用している場合は、「rasterize」などと入力し、「rasterize selection」をクリック。

Figmaでのラスタライズ。英語版の画面。

ラスタライズされる。

ラスター(ビットマップ)化された、一枚画像となる。

Figmaでオブジェクトをラスタライズした画面。

ラスタライズとエクスポートと解像度。

Figmaでのラスタライズの解像度はおそらく72ppi。

Fifmaから書き出した(エクスポートした)デザインの解像度はデフォルトで72ppiとなる。

参考:エクスポート形式および設定 – Figma Learn – ヘルプセンター

後日追記)

詳しいことはこちらへまとめました。

関連:Figmaの解像度は? 計算に便利なサイトやプラグイン。


モニター用は72ppi、印刷用は300dpiや350dpiが目安。

「ppi」と「dpi」。
モニターは「ppi」、紙は「dpi」。

スマホやパソコンなどのモニターの場合と、紙への印刷の場合の単位はそれぞれ違う。

が、単位が違っても、数値は同じ扱いができる。(例: 72ピクセル = 72ドット)

  • 「PPI (pixel per inch)」は、1インチあたりのピクセル数。(モニター用の単位。)
  • 「DPI (dot per inch)」は、1インチあたりのドット数。(印刷用の単位。)

Figmaのクイックアクションバーのショートカット。

クイックアクションバー。

クイックアクションバーは、ショートカットからでも開くことができる。

  • Mac: 「command」 + 「/」 or 「command」 + 「P」
  • Win: 「Ctrl」 + 「/」 or 「Ctrl」 + 「P」

Figmaでカーニングとトラッキングができると聞いた猫。

以上、参考になれば幸いです。


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井川 宜久 / Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

Figma 関連メモ。

デザインツールFigmaのロゴ。

使い方 & プラグインなど。


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