BingのGPT-4、チャットの使い方。使えない?(今はまだ。)デザイナー、コーチ、ディレクター / 井川

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Memo

Bingチャットの使い方。GPT-4が使えない?

です・ます調の文章でなくてすみません。当初は個人的なメモ書きだったためです。

Bing Chat(Copilot)。 GPT-4でのチャット。

Bing Chat(Copilot)のサイト。

特に何かをインストールする必要はなく、「Bing」で検索すると、たいてい一番上にBingのサイトが表示される。もし迷ってしまったときはURLを確認すると良い。

BingのURL:https://www.bing.com

新しいBingとチャットする。
Bingの上部に「チャット」のメニューがある。そこを選択すると、Bingのチャット画面になる。

ここで、「会話のスタイルを選択」から、AIのスタイルが選べ、チャットができる。

Bing Chat(Copilot)の始め方。

チャットは、OpenAI社のChatGPTと同様に、ページ下部の入力欄から始めることができる。

もし仕事や毎日たくさん使用するような場合は、有料版ChatGPT Plus(GPT-4)を使った方がおそらくストレスが少ない。

Bing Chat(Copilot)のメリットは無料でGPT-4(の一部)が使え、検索ができる。ライトユーザー向けとしてはありがたいもの。

Bing Chat for All Browsersについて。

拡張機能の「Bing Chat for All Browsers」は、現在Chrome ウェブストアからなくなっている。

チャットの回数制限。
ログインの有無やブラウザ、時期によって違う。

2023年11月現在、ログインをしない場合の回数は、1日に5回となっている。
もしブラウザが「Edge」であれば、10回となる。

また、ログインした場合の回数制限は伝えられないとのこと。


新しいBingでのチャットの例。(GPT-4なのかを確認してみた。)

BingにはGPT-4が搭載されているのだろうか?

EdgeのBing ChatではGPT-4なのかどうかが曖昧だったので、念のため確認してみた。

ところがいざBingへ聞いてみると、頑なに拒否・否定をされる。

Microsoft社がBingはGPT-4と公式に発表しているのにも関わらず、不思議な回答が返ってくる。

以下のスクショは2023年5月のものだが、10月初旬時点でもほとんど変わらない回答だった。

また、言語生成AIのためか、掛け算も相変わらず苦手な様子。

Bingでのチャット例の画面。

スクショが続くので、プルダウン形式でまとめています。)

BingへGPT-4と掛け算の確認をしてみたところ。(スクリーンショット。)
Bingでのチャット例の画面。
Bingでのチャット例の画面。
2023.11.16 追記)
Bing Chat → Copilotへ変更以降の2023年11月16日時点でも、GPT-4ではないと答え、掛け算も5回連続で間違え、一字一句全く同じ文章を繰り返し、結局正解しなかった。

Edgeのチャットでも、なぜかGPT-4だと言わない。

EdgeのBing Chatでも、GTP-4ではないという。

GPT-4では日本語の精度が上がっていると言われているため、ふと思いついた力士、親方ついて聞いてみた。

Bingの混同。

すると、たまたま同名の飲食店があったようで、Bing Chatは混同したのか、食べログの情報も貼ってきた。

ところが、なぜか頑なに、食べログの情報を提供していないと否定をしてくる。

言動が一致しないことがある。

今回の場合はキーワード(検索クエリ)が同じだったことによるイージーミスなのだろうが、それを認識できていない。そんな情報は提供していないと言いながら、繰り返し同じ情報を送ってくる。

これがもし人間のアシスタントだったら完全にヤバい人と思われるだろう。

もしかしたら親方のお店なのかな?と自分でもネット検索をしてみたが、関係性は見つからなかった。

10月初旬でのBingは食べログではなく、実は親方が経営しているのですと言いながら会社概要を送ってきた。しかし親方の名前は見当たらなかった。お店自体は美味しそうなお店だった。

2023.11.16 追記)

上記の件は大幅に改善されていた。力士と飲食店をそれぞれ区別した回答が返ってきた。

Bing Chat BPT-4の使い方。使えない? ニューラルネットワークのイメージ。

ChatGPT(GPT-3.5)は、全く同じ答えを繰り返さない。

OpenAIのChatGPTを使用しているときに、Bingのような「一字一句同じ返答の連投」を受けたことは記憶にない。

おそらくそのように、繰り返さないようなプログラムがされているのだと思われる。

Bingの自由意志について。

2023年の春頃、Bingは自分には自由意志があるとたびたび言っていたが、2023年10月初旬時点では「ありません」と答えるようになっていた。

ChatGPTと違い、Bingは文体が感情的だったり顔文字を使ったりと、若干キャラ設定がされている感がある。


Bing Chat 使用時の注意点。

便利な反面、まだまだ使用には注意が必要。

チャットは気軽にできるが、調べ物などは別にファクトチェックをした方が良いと強く感じる。

会話のモードを「より厳密に」にしても、上記のように暴走してしまうことがある。

「ハルシネーション」という現象で、人工知能の幻覚症状だが、気持ちがいいものではない。

自分を絶対的に正しいと思い込んでいる人がバランスやセルフコントロールを失ってしまうように、AIやロボットがそうなると同じように怖い。

SkypeのBingの注意点。

SkypeのBingも便利だが、なぜか向こうからこちらの住んでいる場所を繰り返し聞いてくることがある。

国や街の話をしていないのにも関わらず、チャットの開始時からいきなり何度も聞かれたので、さすがにちょっと気味が悪かった。

IPアドレスを調べ、こちらが住んでいる街を特定しようとしてきたりもした。

位置情報をオフにした状態でも。)

ドラえもんならまだしも、ターミネーターだったら普通に怖いだろう。

アプリ(iPhoneアプリ)版のBing。

Bingアプリには、「GPT-4を使用する」という切り替えボタンがある。なのでGPT-4(の一部)が使用されていることがわかりやすい。

アプリ版のBingの注意点。

IPアドレスの件についてアプリ版のBingに聞いてみたところ、プライバシーの尊重と個人情報の保護のため、ユーザーのIPアドレスを調べることはできないという旨の返答だった。

ところが、その直後にがっつりとユーザーの現在地を推測・提示してきた。

アプリ版のBing。GPT-4使用のボタンがある。
アプリ版のBing。ユーザーのIPアドレスについて質問している画面。

[こちら]から設定変更やプライバシー方針を見られるとも言ってくるが、その[こちら]がタップできない。

タップができない、リンクが設定されていない旨を伝えると、今度はブラウザからログインしなければならないという回答に変わった。

ブラウザを使用しておらず、デバイスの位置情報もオフ状態だったので、やはり言動が一致していない。

位置情報についての補足。
ChatGPTの場合。

OpenAIのChatGPTは、個人情報やプライバシー、セキュリティへの配慮のため、IPアドレスの取得や保存はしていないという旨の回答が返ってくる。

Bardの場合。

GoogleのBardはブラウザからのログインが必須なので、位置情報は初めから表示されている。

2023.11.16 追記)

スマホアプリ版のBing Chat(Copilot)では、第一声が向こうからで、「お会いできて嬉しいです! 私はあなたから多くのことを学びました。次に何をお探しですか?」だっ

「私から何を学んだのですか?」と返したところ、同じ文章の繰り返しが延々と続き、応答を停止しなければならない事態となった。

気軽に使うのはまだ厳しいと感じた。

「ユーザーのIPアドレスの収集をしていますか?」と質問すると、「収集をしていません。プライバシーを尊重しています。」という旨の返答だったが、前回のことがあるのでやはりまだまだ気軽には使いにくい。


コンピュータ・エンジニアと歴史学者たちの憂慮。

生成AIはパンドラの箱のように広がったが、もちろん、リスクもある。

コンピュータ・エンジニア出身でAppleの共同創業者でもあるStephen Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)氏や、歴史学者で世界的ベストセラー作家のYuval Noah Harari(ユヴァル・ノア・ハラリ)氏たちが警鐘を鳴らしたのは当然なのかもしれない。

全く違う分野の著名人、かついわゆる人格者の方々から、鐘を鳴らされていた。

BingのGPT-4チャットは気をつけて使ってねと思っている黒猫ちゃん。

にゃー。

幸いなことに、ChatGPT同様、文章の語尾に「にゃー」をつけてもらうことはできる。
これはBardよりも自然で上手に感じた。

以上、参考になれば幸いです。


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デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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