Bardが日本語対応。ログイン方法や、最新情報、計算などの使い方。デザイナー、コーチ、ディレクター / 井川

igawa design.

Memo

Bardが日本語対応。使い方の例。最新情報や計算を試す。

です・ます調の文章でなくてすみません。当初は個人的なメモ書きだったためです。

Bard(バード)が日本語で使えるように。しかも無料で。

Google社が公式に発表していた、生成AI「Bard」がいよいよ日本語対応された。

現時点では試験運転中だが、Googleアカウントがあれば無料ですぐに使える。

Bard AIの開発元、Google社のロゴ。

Bardのログイン方法。

Bardは以下の方法から、すぐに利用できる。

Bardへログインする手順。

手順はパソコンでもスマホでも一緒です。

  • URL:https://bard.google.comへアクセスする。
  • 「Bard」や「bard」でググる。
  • (「Bird(鳥)」ではなく、「Bard(吟遊詩人)」なので、打ち間違えには注意。)

「Bardへようこそ」や、「Meet Bard」から進む。

BardはGoogleのAI。

BardはGoogle製であり、ググるとすぐに出てくる。

「Meet Bard」や「Bardへようこそ」をクリック or タップすると、Bardに会いに行ける。

下記スクショはパソコンのもの。手順はスマホでも同じ。)

Chromeから「bard」を検索。

Chromeから「bard」を検索した画面。

Safariから「bard」を検索してもOK。

Safariから「bard」を検索した画面。

補足:スマホやパソコンの検索エンジンってなんだろう?

iPhoneやAndroidなどのスマホでも、MacやWindowsなどのパソコンでも、ほとんどの場合、検索エンジンはGoogleになっている。

なので普通通りに検索すると、9割方Google検索となる。(2023年4月時点。)

Source: StatCounter Global Stats – Search Engine Market Share

右上のログインをクリック or タップする。

最初からログインしている場合は、以下の手順は不要。すぐにBardの画面になる。

メールアドレス、もしくは登録している電話番号を入力する。

ログインしていない場合は、Googleアカウントでログインする。

(メールアドレスは、ほとんどの場合、「Gmail」のアドレス。)

Bardを試すため、Googleアカウントへログイン。メールアドレス入力の画面。

Googleのパスワードを入力する。

もしパスワードがわからなければ、「パスワードをお忘れの場合」から再設定をする。

(または、新規でGoogleアカウントを作成することもできる。)

Bardを試すため、Googleアカウントへログイン。パスワード入力の画面。


Bardの使い方の例。

ログイン後はすぐに利用可能となる。

試しに、同じく無料で使えるChatGPT(GPT-3.5)では回答が得られない、最新情報を聞いてみた。

Bardへの質問。「今の東京の天気は?」

天気を聞くと、すぐに返答があった。

念のため情報源を尋ねると、それもすぐに提示してくれた。

人に話しかけるときやChatGPTのように、段階的、ステップ・バイ・ステップで話していく方がおそらく精度が高い。

Bardへの質問の例。今の東京の天気は?へ回答している画面。

Bardへの質問。「現在の日本の首相は誰ですか?」

こちらも同じく、情報源も知らせてくれた。

Bardへの質問の例。現在の日本の首相は誰ですか?へ回答している画面。

前の質問を覚えていたようで、天気予報への回答と日本の首相への回答の両方を提示し、選択できるようになっていた。

Bardはよく、3パターンの回答を用意してくれる。


情報源がわかりやすい。

質問が簡単だったということもあるのだろうが、知名度や信頼度の高いウェブサイトから返答があったので、正確性が高い情報を得られる。

今回の場合、天気は「ウェザーニュース」、首相の答えは「内閣府のウェブサイト」という、磐石のサイトからの情報だった。

Googleは検索の最大手。

英語で「Googling」、日本語でも「ググる」という言葉ができたように、検索は当然、得意だろう。

内容次第では、Google検索へのボタンまで表示される。


計算問題もできる。

また、計算も得意のようだ。

ChatGPT(GPT-3.5)では間違えだらけの、掛け算の問題を出してみたところ、全問正解だった。

Bardへの質問の例。掛け算の問題へ回答している画面。

Google電卓ではこうなる。 

Google電卓と連動しているのかな?と思い、Google電卓では答えられない、回答が13桁以上になる問題も、あっさりと正解している。

Google電卓の画面。Google電卓では答えられない桁数も、Bardでは回答できる。

スタートダッシュに成功し、無料で使え、間違えても憎めない常に柔らかな口調の「ChatGPT」は革新的だった。

それでも遅れて参入してきたGoogleは、並大抵の企業ではないことを改めて証明している。

そもそもGoogleは、検索エンジンの中でも後発参入だった。

Bardはまだまだ試験運転中。とんでもない回答をした画面。

上記のように、現時点ではとんでも回答もあるが、ぶっ飛びすぎて逆に間違いだとわかりやすい。


まだBardは、日本語よりも英語の方が得意。 

また、日本語対応がされたとはいえ、ChatGPTのように、世界では英語の方が圧倒的に情報量が多いため、そのため精度も高くなる。

Bardへの質問の例。リチャード・ドーキンスを知っていますか?への回答画面。

例えば、イギリスの著名な学者であるRichard Dawkins(リチャード・ドーキンス)氏は、日本語でのWikipediaやAmazonはもちろん、その他のメディアでも情報がある。

が、日本語で聞いても答えられない。

ところが英語で聞いた途端、質の高い回答を返してくれている。

Richard Dawkins(リチャード・ドーキンス)の画像。

リチャード・ドーキンスさん。
画像出典:Wikimedia Commons

ノルウェーの森。 

最後に、少なくとも日本語では3つの回答選択肢がある、「ノルウェーの森」について聞いてみた。

これに対しては、なかなか精度の高い回答が得られた。

Bardが「ノルウェーの森について」回答している画像。

Bardが「村上春樹はノルウェーの森をビートルズのノルウェーの森を聴きながらノルウェーの森で書き上げましたか?」へ回答している画像。

知名度が高く情報量が多ければ、日本語でもいけそう。


音声読み上げや画像認識に対応。 

生成された文章を、音声で読み上げることができるようになった。また、Googleレンズによる画像認識にも対応していくという。

参考:Google Japan Blog: Bard が 40 以上の言語に対応、音声読み上げなどの新機能も公開

Bardが日本語対応。最新情報や計算は良い感じ。猫でもわかる使い方?

以上、参考になれば幸いです。


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デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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