Figmaのモザイクプラグイン「Pixels」とは?
Pixelsで画像にモザイクを。
写真や文字にモザイクをかけたいとき。
ネット上などに写真や画像をアップする際、個人情報や特定の箇所にモザイクをかけたいことがある。
Figmaにはデフォルトでは備わっていないようなので、こういうときはプラグイン。
Pixelsでモザイクをかけられる。
プラグインを探してみたところ、「Pixels」というシンプルで素敵なプラグインが。
Pixelsは、ただモザイクをかけられるだけでなく、ベクター画像としてモザイク処理ができる。つまり、SVG画像としても書き出せる。
Figmaでモザイク画像を作成してくれるプラグイン、「Pixels」。
英語だが、シンプルな単語のメニューばかりなので普通になんとかなる。
Pixelsの保存と使い方。
Pixelsの入れ方。
入れ方は簡単。数ステップで。
Pixelsを検索。
プラグインはツールバーの「Actions(アクション)」から、「Plugins(プラグイン)」のパネルを開き、「Pixels」で検索する。
「Pixels」が表示されたら、クリックすると画面が切り替わる。
(※Resources(リソース)はActions(アクション)に名称が変わっています。)
右横の三点リーダーから「Save(保存)」ができる。
(※以前は三点リーダーからでしたが、現在はブックマークからに変わっています。)
(※右クリックメニュー、または、プラグインの配布サイトPixelsからでも保存可能。)
プラグインを保存しない場合。
保存をせずに使用する場合は、「Pixels」パネルの「Run(実行)」をクリック。
「Pixels」パネルの開き方。
「Main menu(メインメニュー)」 > 「Plugins(プラグイン)」 > 「Pixels」で開く。
(※右クリックメニューからでも可。)
「Pixels」のパネルでモザイクの設定をする。
モザイクを調整するシンプルなパネルが現れる。
色数の少ないイラストよりも、色数の多い写真を使った方がモザイクがかかりやすい。
(※白黒にしたいときは、デザインパネルの「Fill(塗り)」 > 「Image(画像)」の、Saturation(彩度)を下げると良い。)
Photo by:Tamas Pap
画像を見ながら、モザイクの具合を1〜80の間でスライダーをドラッグして調節する。
「Apply」のボタンをクリックすると、モザイクが適用される。
「Vectorize」のボタンをクリックすると、ベクター画像へ変換される。Vectorizeされると、元画像の右横にベクター画像が出来上がる。
(※ベクター化はあくまでも補足説明として。モザイクに必須というわけではない。)
Pixelsによるモザイク処理。
Pixelsでモザイクが適用。
書き出すと、モザイク画像が完成。
Pixelsのパネルを「×」で閉じるとラスター画像が1枚、「Vectorize」をクリックするとラスター画像とベクター画像の計2枚が作成される。
後は右横のパネルから、Export(書き出し)をすると、JPGやSVGなどでモザイク画像が書き出される。
モザイク処理された画像が完成。
特定の箇所にモザイクをかけたい場合は、2枚の画像を組み合わせる。
モザイクをかけたい画像全体にモザイク処理を行う。
(※4枚の画像が表示されているが、上記の画像が残っていただけで特に4枚必要というわけではない。紛らわしくてごめんなさい。)
モザイク部分は長方形ツールなどでマスクする。
モザイク処理がされた画像を、マスクする。(今回は目の部分。)
元画像の上にモザイク画像を配置する。
そして、マスクされた目の部分の長方形の画像を、元画像の上に配置する。
目の部分だけにモザイクがかかった画像が完成。
2枚の画像により、特定の箇所にモザイク処理がされる。後はこの2枚をグループ化して書き出す。
今回はたまたまUnsplashで出会った可愛らしいワンちゃんの写真を使用。
(もちろんワンちゃんが悪いことをしたわけではありません。)
参考メモ。
以上、参考になれば幸いです。
※Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) ※事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 ※写真は主にUnsplashやPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。
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