Copilot+ PC。いよいよ登場、生成AI搭載タブレット&ラップトップ。 / いがわ

.

Memo

Windowsへ生成AIが。Copilot+ PCができること。

Copilotとは? Copilot+ PCと生成AIができること。

Copilotにできること。Windowsタブレットに生成AIが。

Copilotとは?

2017年にGoogleが発表した「Transformer」を共通祖先に持つ、ChatGPTの親戚のような関係の生成AI。

ChatGPTの「GPT」は「Generative Pre-trained Transformer」のこと。)

チャットだけでなく、画像認識や画像生成、インターネット検索など、複数のやりとりができるいわゆる「マルチモーダルAI」のひとつでもある。

Microsoft製なので、同じくMicrosoft製品の、Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなどとの親和性が高い。

参照元:Copilot for Microsoft 365

CopilotのAI生成機能が搭載。

Microsoftのタブレット「Surface」シリーズに、その生成AIのCopilotが搭載される。

Copilotの生成AI機能が無料・無制限で。

Copilotはブラウザやスマホアプリで利用可能だが、いずれもインターネット接続が必要で、かつ無料で使用する場合は制限がある。

それがタブレット(Windows OS)自体に組み込まれるので、オフライン、かつ基本的に無料・無制限で使用できることになる。

Copilot+ PC。Surface Proのスクショ。

参照元:新しい第 11 世代 Surface Pro、Copilot+ PC の登場 | Microsoft Surface

Copilotにできること。Windowsラップトップにも生成AIが。

CopilotのAI生成機能が搭載。

ラップトップとは、日本でいうノートパソコンのこと。ラップトップにもCopilotが搭載される。

Copilotの生成AI機能が無料・無制限で。

Surface同様、パソコン(Windows OS)自体にAIが搭載されるので、自然とAIユーザーとなる。

ChatGPTや画像生成AIを使ったことがないという人たちでも、かつてのスマホのように、日常の中で使用していくにつれ、さまざまなAIと触れることになると思われる。

もしCopilotをオフにしたい場合は、無効化することもできるとのこと。

Copilot+ PC。Surface Laptopのスクショ。

参照元:新しい第 7 世代 Surface Laptop、Copilot+ PC の登場 | Microsoft Surface

CopilotキーによってAIが起動。

Copilotキー。

「Copilotキー」は、Windows 95での「Windowsキー」以来、約30年ぶりに現れた新しいキー。

Copilotで何ができる?

Microsoftによる、Copilotの使い方の例。

過去ファイルの検索や翻訳の機能やスケッチ、そしてAIコンパニオンとしてのCopilotの使い方などが紹介されている。

参照元:Introducing Copilot+ PCs – YouTube

AIで強化されたWindows。

YouTubeにアップされた動画の中では、Copilotキーから下記の例が紹介されている。

  • ブレインストーミング。
  • 画像生成。
  • データ分析。
  • 文書の要約。

これはほんの一例であり、本当にAIの新時代が始まりそう。

最先端のAI。AI新時代の始まり。

バッテリーの長持ち具合や、パフォーマンスの高速化、ディスプレイの美しさなどはここ10年、15年ほど続いたキャッチフレーズだったが、最先端のAIというフレーズは初めてだろう。


Copilot+ PCとChatGPT。

Copilot+ PCでGPT-4が使える。

ChatGPTが入っているタブレット & PC。

現在ブラウザやスマホアプリで公開されているCopilotは、ChatGPTの有料モデルの「GPT-4」や、同じく有料の画像生成モデル「DALL·E 3」の機能が使える。

それが、タブレット版Copilotでも使えるようになる。

Microsoftのデモ動画では、GPT-4の最新版である「GPT-4o」を使ったリアルタイムの音声会話も披露されている。


Copilot+ PCができることと、AI機能。

Copilot+ PCで使える新機能。

Copilot+ PCの新機能やできること。

Copilot+ PCができる主なものとしては、下記の機能が挙げられている。

Recall(リコール)。

履歴を検索できる。

使用したファイルや閲覧したサイトをAIが記憶しておいてくれるので、後からそれらの履歴を検索できる。

Macのバックアップ機能であるTime Machine(タイムマシン)のようなイメージ。

見た目で思い出せるという便利そうな機能である反面、スクリーンショットは画像なので容量が大きくなる。

MacのTime Machineにはスクショはないが、Copilot+ PCのRecallにはスクショがあるので、保存するための容量がけっこう必要となる可能性が高い。

自分が使用しているメインのMacは、1TBのHD、1TBの外付けHD、32GBのメモリを使用。)

Recallを使うための容量について。

Recallを有効にするには、256GBのストレージ容量と16GBのRAM、少なくとも50GBの空き容量が必要とのこと。

参照元:Recall を使用して手順をトレースし直す – Microsoft サポート

2024.06.19 追記)

パソコン画面をほぼ全てスクショして保存する「Recall」は、セキュリティやプライバシーなどの観点から、2024年6月18日発売モデルには搭載しないとのこと。

Cocreator(コクリエーター)。

ペイントがパワーアップ。

かなり初期のWindowsから搭載されていた「Paint(ペイント)」に、AIを使用した「Cocreator」という画像生成、編集の機能が組み込まれる。

これにより、従来のペイントのツールによって描く絵や手書きに加え、言語による画像生成の、共同作業が可能になる。

参照元:ペイントでコクリエーターを使用する – Microsoft サポート

Image Creator(イメージクリエイター)。

フォトから画像生成 & 画像編集。

Windowsのフォトアプリに実装された、テキスト入力による画像生成機能。

いわゆる「Text to Image」と呼ばれる画像生成AIの機能により、テキストのプロンプトからの画像生成と、パネルによる操作で画像編集もできる。

フェイク画像も作れてしまうので、モラルやプライバシーへの考慮も必要となる。使い方を覚える際には、一緒に常識やITリテラシーを身につけておいた方が良い。

参照元:Windows 写真のスタイル変更イメージとイメージ作成者: 責任ある AI に関する FAQ – Microsoft サポート

Windows Studioエフェクト。

オンラインミーティングでエフェクト。

オンラインミーティング時に、明るさの自動調節だけでなく、AIを活用したアニメやイラスト変換のエフェクト機能や、背景をぼかしたり顔を補正したりなどができるとのこと。

ライブ キャプション。

オンラインミーティングで自動翻訳。

オンラインミーティング時や、英語などの動画を見ているときに、ライブ キャプションによるリアルタイムの自動字幕生成が可能。

すでに似たような機能があるが、AIによりまず間違いなく性能が高くなる。


Copilot+ PCの価格。

Copilot+ PC - Surface Pro

Copilot+ PC搭載タブレット。

タブレットの「Surface Pro」は6月18日から販売が開始され、最低価格は999ドル(米ドル)。

ただし、希望小売価格であるため、実際の価格は異なる場合があるとのこと。

参照元:Copilot+ PC の紹介 – News Center Japan

Copilot+ PC - Surface Laptop

Copilot+ PC搭載PC。

ラップトップ(ノートパソコン)の「Surface Laptop」も、「Surface Pro」と同じ6月18日から販売開始。

価格はおそらく207,680円(税込)から。

参照元:Copilot+ PC の紹介 – News Center Japan
参照元:Snapdragon X Elite搭載 Surface Laptop 13.8インチまたは15インチ AI PCを購入する – 仕様、ポート、バッテリー駆動時間を見る | Microsoft Store

Figmaで使えるカラーパレットを見つめる猫たち。

以上、参考になれば幸いです。


Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) 事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 写真は主にUnsplashPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。

井川 宜久 / Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

AI 関連メモ。

ChatGPT 関連メモ。

DALL·E 関連メモ。

Sora 関連メモ。

Gemini 関連メモ。

Copilot、Bing 関連メモ。

Llama 関連メモ。

Claude 関連メモ。

Perplexity 関連メモ。


免責事項について

  • 記事ページ(Memosのページ)は当初は文字通りメモ書きでした。その後、修正や更新をしております。
  • 事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ早急に対応いたします。
  • 一個人のポートフォリオサイトですので、万一損害・トラブル等が発生した場合でも、一切の責任を負いかねます。