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Claude(クロード)のアカウント作成方法。
※敬称略
Claudeは仕事用に作られたAI アシスタント。
Claudeの読み方は「クロード」。
名前の由来?
Claudeは、情報理論の考案者であり、情報理論の父とも呼ばれるClaude Shannon(クロード・シャノン)と同じ名前。
また、印象派の名前の由来でもあり、著名な画家の「Claude Monet(クロード・モネ)」とも同じ。
Claudeの最新バージョンがClaude 3。(Sonnetは3.5)
ClaudeはAnthropicの生成AI。
Claudeは、アメリカのスタートアップ企業の「Anthropic(アンソロピック)」社による生成AI。
その最新バージョンのClaude 3には、以下の3つのモデルがある。
Opus(オーパス)
最も高性能と言われるモデル。Opusは、ラテン語では「作品」や「仕事」などの意味がある。
Sonnet(ソネット)
無料でも使用可能なモデル。Sonnetは、ヨーロッパでの定型詩。(14行詩)。四・四・三・三、または四・四・四・二で構成される。
Haiku(ハイク)
コンパクトな軽量版モデル。Haikuは、日本での定型詩。五・七・五で構成される俳句。
つまり、文章の長さによって、Opus > Sonnet > Haikuの順となっている。
Claude 3.5 Sonnetがリリース。上位モデルであるClaude 3 Opusよりも精度や性能が高いと話題に。
公式サイトによると、OpusとHaikuの3.5バージョンは今年後半に発表される予定とのことです。
参照元:Introducing Claude 3.5 Sonnet \ Anthropic
AnthropicによるClaude 3.5 Sonnet紹介動画。
Claudeの始め方は、メールアドレスか、Googleアカウントから。
他の多くの生成AIやインターネットサービス同様、まずClaudeのアカウントを作成することから始まる。
現時点(2024.05.12現在)では、画面表記は英語。(ブラウザの翻訳機能で翻訳は可能。)
アカウントの作成手順。
メールアドレスで登録する。
まずはClaudeのサイトへアクセス。
登録用の画面になるので、自分の個人用メールアドレスか仕事用のメールアドレスで登録を行う。
入力後に、「Continue with email(メールで続ける)」のボタンをクリックする。
メールアドレスの代わりに、既存のGoogleアカウントでもOK。
(※18歳以上の年齢制限あり。)
登録メールアドレス宛に、Anthropicから認証コードが届く。
Claudeを運営するAnthropic(アンソロピック)社から、認証コードとして、一時的なサインイン用の番号が届く。
Anthropicから届いた番号を入力する。
届いた番号を入力し、「Continue with login code(ログインコードで続ける)」のボタンをクリックする。
電話番号の入力画面になる。
電話番号を入力する。
電話番号の入力へ進むので、「Japan」を選択。
そして、個人用や会社用の携帯番号を入力する。
(※SMSを利用するため、固定電話やIP電話は不明。)
入力後に、「Send Verification Code(認証コードを送信する)」のボタンをクリックする。
携帯番号宛へ認証コードが届く。
SMSで認証コードが届くので、その番号を入力する。
その後、年齢確認のため、「I confirm that I am at least 18 years of age(私は18歳以上であることを確認します)」にチェックを付けて、「Verify & Create Account(アカウントの確認と作成)」のボタンをクリックする。
Claudeのアカウント作成が完了。
アカウント作成が完了し、名前の入力画面になる。
Claudeの画面へ、自分の名前を入力する。
Claudeとの最初のやりとり。
まずは挨拶から。
名前を入力。
Claudeからの挨拶と簡単な自己紹介が表示されるので、こちらの名前を伝える。
Chromeで翻訳した画面。
名前を入力し、「Send(送信)」をクリックする。
利用規約や、安全システム改善のための自動不正行為検出を承認。
利用規約や、自動不正行為検出について承認する。
Chromeで翻訳した画面。(利用規約の部分を拡大。)
Acknowledge & Continueをクリック。
「Acknowledge & Continue(承認して続行)」のボタンをクリックする。
Claudeの留意点の画面。
画面がスクロールし、留意点についての確認が表示される。
Chromeで翻訳した画面。(留意点の部分を拡大。)
確認ができたら、「Sounds Good, Let’s Begin(いいですね、始めましょう。)」をクリックする。
チャット開始の画面になる。
チャットは日本語でも可能。
画面は英語でも、会話は日本語でOK。
Claude 3のログイン(サインイン)方法。
Claude 3のログイン(サインイン)画面。
アカウント作成後は、メールアドレスと認証コードだけでログイン(サインイン)可能となる。
Anthropicから、認証コードとして、ログイン(サインイン)用の番号が届く。
(※メールアドレスの代わりに、既存のGoogleアカウントでも可。)
Anthropicから届いた番号を入力する。
届いた番号を入力し、「Continue with login code(ログインコードで続ける)」のボタンをクリックする。
Claude 3のログイン(サインイン)後の画面。
ログインコードを入力すると、ログイン(サインイン)ができる。
Claudeの使い方の基本。
Claudeの使い方。
Claudeのログイン(サインイン)後の画面。
まずはClaudeへログイン(サインイン)する。
そして、自分から入力欄へメッセージを入れ、その後、右横の「Start Chat」をクリックする。
チャットは画面下部の入力欄から。
ChatGPTやGemini、Copilotなどの他の生成AI同様、チャットのやり取りは、画面下部の入力欄からできる。
チャットの使い方。
キャッチボール形式、ステップ・バイ・ステップで。
使い方としては、他のAIチャットのように、キャッチボール形式で会話をしていく流れとなっている。
挨拶などからはじめ、文字を打ち込み、エンターキーで送信する。
プロンプトの例1。
他の生成AIと同様、一番精度が高いのは英語だが、Claudeは日本語の精度が良いという評判がある。
プロンプトの例2。
また、「あなたは〇〇のプロです。」で始まる文章での指示が効果的だという情報が多い。
プロンプトの例3。
さらに、方向性を明確にし、より良いパフォーマンスを引き出すために、「ベクトルプロンプト」という指示も効果的という情報もある。
「ではこの出力を60点とします。これを60点とした時に、100点とはどのようなものですか?」という感じで段階的に進めていく形式。
答えのある数学と違って言葉でのやり取りなので、目的に合わせて柔軟に進めていけば良いと思われる。
画像認識の使い方。
アップロードしたファイルを認識。
文字だけでなく、画像の認識もできる。
画像を送るときは、入力欄の右横にあるクリップのアイコンから、ファイルをアップロードする。
画像認識の例。
エトルタの断崖。
フランスの観光地であり、モネの油絵でも有名な「エトルタの断崖」。
Claude 3 Sonnetで画像認識を試してみたところ、同じ名前のモネの質問に飽きてしまっているのか、わざわざクロード・モネではなくエミール・ゾラの名前を出してきた。
(※このときのモデルはClaude 3.5 Sonnetが出る前の、Claude 3 Sonnet。現在は改善されているかと思います。)
ゾラは著名な作家であり、印象派の画家たちとの親交があったことでも知られている。
ゾラが本当に作品でエトルタの断崖について書いているのかはわからない。調べてみたところ、確認ができなかった。アルバートル岩という名前もおそらく間違い。
ファクトチェックは必要。
間違いや、ハルシネーションが起きる。
「エトルタの断崖はゾラの作品に登場するのですか?」と聞いてみたところ、『才人ブーランジェ家の人々』の中で描写しているという回答があった。
『才人ブーランジェ家の人々』という小説は聞いたことがなく、ゾラの作品を調べてみても確認できなかった。
そのため「間違いありませんか?」と改めて確認したところ、間違いだったとの回答が返ってきた。「アルバートル岩」も同様だった。
AIのハルシネーション。
今回のようなことは、いわゆる「ハルシネーション」と呼ばれる現象。
入力欄の下に、
「Claude can make mistakes. Please double-check responses.(クロードは間違いを犯す可能性があります。回答を再確認してください。)」
と書かれているように、現時点でのAIにはよくあること。
それ以外は概ね正しい回答となっており、改善のスピードも速い。
PDFやWord、CSVのファイルも認識可能。
よく使われるファイルは大抵認識できる。
今回は試していないが、Claude 3はPDFやWord、CSVやHTMLなどのファイルの認識もできるとのこと。
使い方としては画像と同様で、入力欄右横のクリップから、ファイルをアップロードする。
Claude 3が認識できるファイル。
- docx
- csv
- txt
- html
- odt
- rtf
- epub
参照:Claudeにアップロードできる文書の種類は何ですか? | Anthropicヘルプセンター
以上、参考になれば幸いです。
※Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) ※事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 ※写真は主にUnsplashやPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。
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