Bard(Gemini)が日本語対応。ログイン方法や最新情報など、使い方の例。 / いがわ

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Gemini(Bard)が日本語対応。使い方の例。

Bard(Gemini)が日本語で使えるように。

Bard(Gemini)が日本語対応。

ジェミニの開発元、Google社のロゴ。

Google社が公式に発表していた、生成AI「Bard」の日本語が対応スタート。

Googleアカウントがあれば、無料ですぐに使える。

BardからGeminiに名前が変わっても、ログイン方法や使い方は同じ。


Geminiにできること。

Geminiの活用例。

日常生活やお仕事などでのGemini。

Geminiは詩や音楽などの作成ができる。ただ、一般的にそれらを使う機会は少ないだろう。

それよりもテレビやスマホのように、日常的に利用できるかどうかの方が気になる。

例えばGeminiは以下のようなこともできる。

  • ニュース記事や論文などの要約。
    ⇒ 長いニュースや論文を、要約で読める。
  • 地図や天気などの情報の検索。
    ⇒ お出かけ先の情報を、簡単に調べられる。
  • 勉強や仕事のサポート。
    ⇒ チャットのやり取りで学習したり、スケジュールやタスク管理ができる。
  • テキストの翻訳。
    ⇒ 外国の記事を日本語で読んだり、日本語を外国語に翻訳することができる。
  • 画像の認識。
    ⇒ 名前のわからない商品などを調べることができる。
  • 画像の生成。
    ⇒ テキストでの指示で、画像を作ることができる。
  • など。

Geminiに限らず、まだまだAIは間違いもするが、精度が上がっていくスピードが速い。


Geminiのログイン方法。

Geminiへのログインの手順。

Bard(Gemini)のURL。

Googleアカウントへログインしている場合は、直接Geminiのスタート画面になる。

Gemini(ジェミニ)の画面、使い方。

Geminiへログイン前の画面。

Googleアカウントへログインしていない場合は、下記の画面になる。

リニューアルなどで画面が新しくなっている場合があります。)

Geminiのログイン画面。

画面左側や画面右上にある、「ログイン」のボタンをクリックする。

画面が変わり、 Googleへのログインが求められる。

メールアドレス、もしくは登録している電話番号を入力する。

メールアドレスは、ほとんどの場合、「Gmail」のアドレス。

Googleアカウントへログイン。メールアドレス入力の画面。

Googleのパスワードを入力する。

もしパスワードがわからなければ、「パスワードをお忘れの場合」から再設定をする。

または、新規でGoogleアカウントを作成。

Googleアカウントへログイン。パスワード入力の画面。

Geminiの使い方の例。

Geminiによる最新情報。

最新情報確認の使い方。

試しに、同じく無料で使えるChatGPT(GPT-3.5)では回答が得られない、最新情報を聞いてみた。

Geminiへの質問。「今の東京の天気は?」

天気を聞くと、すぐに返答があった。

念のため情報源を尋ねると、それもすぐに提示してくれた。

人に話しかけるときやChatGPTのように、段階的、ステップ・バイ・ステップで話していく方が精度が高くなる。

Geminiへの質問の例。今の東京の天気は?へ回答している画面。

Geminiへの質問。「現在の日本の首相は誰ですか?」

現在の日本の首相もすぐに答えることができ、情報源の確認もできる。

Geminiへの質問の例。現在の日本の首相は誰ですか?へ回答している画面。

Geminiは基本的に、3パターンの回答を用意してくれる。

回答文章の右上にある「回答案を表示」をクリックすると、他のパターンの回答も見られる。


情報源がわかりやすい。

Geminiの情報源と信頼度。

検索でリアルタイム情報がわかる。

質問が簡単だったということもあるのだろうが、知名度や信頼度の高いウェブサイトから返答があったので、正確性が高い情報を得られる。

今回の場合、天気は「ウェザーニュース」、首相の答えは「首相官邸のホームページ」からの情報だった。

Googleは検索の最大手。

英語で「Googling」、日本語でも「ググる」という言葉ができたように、検索は当然、得意だろう。

チャットの下部には、Google検索のボタンも表示される。


Bardの計算問題について。

Bardによる掛け算。

ChatGPT(GPT-3.5)では間違えだらけとなる掛け算の問題を出してみたところ、全問正解だった。

ChatGPT(GPT-3.5)の計算能力は、現在は改善済み。)

Geminiへの質問の例。掛け算の問題へ回答している画面。

Google電卓ではこうなる。 

Google電卓と連動しているのかな?と思い、Google電卓では答えられない13桁以上になる問題を出してみても、あっさりと正解している。

Google電卓の画面。Google電卓では答えられない桁数も、Geminiでは回答できる。

スタートダッシュを成功させ、無料で使え、間違えても憎めない常に柔らかな口調の「ChatGPT」は革新的だった。

それでも遅れて参入してきたGoogleは、並大抵の企業ではないことを改めて証明している。

そもそもGoogleは、検索エンジンの中でも後発参入だった。


Geminiは、日本語よりも英語の方が得意。 

生成AIは、日本語と英語では、回答精度に差がある。

GeminiもChatGPTも。

また、日本語対応がされたとはいえ、世界では英語の方が圧倒的に使用量・情報量が多い。

そのため、ChatGPTのように、日本語よりも英語の方が精度が高くなる。

Bard(バード)への質問の例。リチャード・ドーキンスを知っていますか?への回答画面。

Google検索でわかる内容でも。

例えば、イギリスの著名な学者であるRichard Dawkins(リチャード・ドーキンス)氏は、日本語でのWikipediaやAmazonはもちろん、その他のメディアでも情報がある。

ググるとすぐにわかる質問内容だが、日本語で聞いても答えられない。

ところが英語で聞いた途端、質の高い回答を返してくれている。

Richard Dawkins(リチャード・ドーキンス)の画像。

リチャード・ドーキンスさん。
画像出典:Wikimedia Commons


ノルウェーの森。 

最後に、少なくとも日本語では3つの回答選択肢がある、「ノルウェーの森」について聞いてみた。

これに対しては、なかなか精度の高い回答が得られた。

Bardが「ノルウェーの森について」回答している画像。

Bardが「村上春樹はノルウェーの森をビートルズのノルウェーの森を聴きながらノルウェーの森で書き上げましたか?」へ回答している画像。

日本でも知名度が高く、情報量が多ければ、日本語でもいけそう。

日本語の向上。

2023.12.26 追記)

Bardの日本語の精度が上がっていた。

2023年05月11日時点では答えられなかった、「リチャード・ドーキンス」さんについての回答が得られた。

Bardの日本語対応の精度が上がっている質問例。

写真まで提供してくれる。

Bardの日本語対応の精度が上がっている質問例。


音声読み上げや画像認識に対応。 

Bard(Gemini)による音声読み上げ。

2023.07 追記)

生成された文章を、音声で読み上げることができるようになった。また、Googleレンズによる画像認識にも対応していくという。

参考:Google Japan Blog: Bard が 40 以上の言語に対応、音声読み上げなどの新機能も公開

Bard(Gemini)が画像認識へ対応開始。

2023.08 追記)

事前のアナウンス通り、画像認識へも対応が開始。

関連:Bard(Gemini)の画像認識の使い方。日本語対応済み、Googleレンズで画像読み取り。

Bard(Gemini)は画像生成も可能。

2024.02 追記)

ついに画像生成まで開始。

関連:Bard(Gemini)が絵を描けるように。テキストから画像生成の方法。

Bardが日本語対応。最新情報や計算は良い感じ。猫でもわかる使い方?

以上、参考になれば幸いです。


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井川 宜久 / Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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