PerplexityとWordPressの名前と意味合い。著作権と知的財産。 / いがわ

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Memo

Perplexity aiとWordPressの.com提携。

Perplexityの意味は?

Perplexityの読み方は?

Perplexity(パープレキシティ)。

Perplexityは、一般的な日本人にとっては馴染みのない言葉。

Google翻訳やDeepL翻訳で普通に訳すると「困惑」や「当惑」となるので、なおさらピンとこない。

それこそPerplexed(困惑した)状態となる。

Perplexityは、自然言語処理で重要な概念。

ChatGPTによって一気に広がった「自然言語」という言葉の世界、プログラムの分野では、「Perplexity」という用語は重要な概念として使用されているという。

たとえば「こんにちは」と言葉の次に、「こんばんは」とは返すのは自然ではない。

その次にくる言葉は、「今日は良い天気ですね。」や、「調子はどう?」などと、ある程度の確率で選択肢が決まってくる。

という単純なレベルではなく、もっともっと文脈を考慮した、よりずっと複雑な指標となっているとのこと。

PerplexityとWordPressの名前と意味、著作権と知的財産を考える猫ちゃん。

Perplexity(困惑)の値が低いほど、言語モデルの性能が良い。

Perplexityはある種のスコア。

簡潔にまとめると、

低いPerplexity = 高い確実性。
  • モデルの予測が正確。
  • 言語モデルの性能が良い。
高いPerplexity = 低い確実性。
  • モデルの予測が不確か。
  • 言語モデルの性能に改善の余地がある。

というように、Perplexity(困惑)の度合いが低いほど、確実性は高くなっていく。


WordPressの意味は?

WordPressの読み方は?

WordPress(ワードプレス)。

WordPressも、一般的な日本人にとっては馴染みのない言葉。

ただしすでに20年以上の歴史があり、Webデザインやブログなどの世界では誰でも知っているような知名度がある。

WordPressは、言葉を発信する。

WordPressは、「Word」と「Press」に分けられるように、言葉(Word)を印刷・出版(Press)する。

プレスは、〇〇プレスや、プレスリリースなどのように、情報発信の意味合いを持っている。

個人のブログや会社のウェブサイトでも、ウサイン・ボルト元選手やアメリカのホワイトハウスなどのサイトでも、WordPressが使われている。


WordPressとPerplexityの提携。

情報が蓄積されているWordPress。

WordPressは20年以上のデータを持つ。

WordPressはいま、世界中のウェブサイトの約40%で使われているという。

そのシェア率と年数から、相当な情報量があると思われる。

ただし、個人から著名人、政府のサイトまで使用されているため、確実性の高い情報もあれば、そうではない情報も含まれている。

情報を検索するPerplexity。

Perplexityの検索能力と自然言語能力。

検索結果をシンプルに表示するだけの従来のGoogle検索と違い、Perplexityは検索結果をもとに文章としてユーザーへ情報を提供する。

GoogleもAIを利用した新しい検索結果表示を試験中。)

ただし現時点ではPerplexityには、検索した情報源からそのまま文章を盗用してしまうという、著作権侵害の問題が起きている。

Perplexityはその対応策のひとつとして、あらかじめ情報源となるようなメディアと収益分配ができるように提携を始めている。

Perplexityのパブリッシングパートナープログラム。

PerplexityとWordPressの提携。
WordPress.com

2024年7月30日には、WordPressもパートナーシップとしてPerplexityと提携。

WordPress.comの利用者が、Perplexityのパブリッシングパートナープログラムに参加し、Perplexityの検索結果でサイトが参照されると、収益分配の対象になるとのこと。

無料プランではSEO的に厳しいと思うが、どうなるのだろう。

プレスされている知的財産や著作権を守るためにも、WordPress.com利用者は参加すると良いかもしれない。

参照元;WordPress.com Partners With Perplexity

WordPress.org

WordPress.orgの方はとくに記述されていないが、Perplexityのサイトによると、収益分配として今後数か月以内に広告の導入がされるとのこと。

対象はWordPress.orgというわけではなく、パブリッシャープログラムに参加したサイトになる模様。

参照元;Introducing the Perplexity Publishers’ Program

WordPress無料テーマのイメージ画像。

以上、参考になれば幸いです。


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井川 宜久 / Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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