
iPhoneとiPadがChatGPTと統合。
iPhoneとiPadの中にChatGPT。
iPhoneでChatGPT。iPadでChatGPT。
AppleがOpenAIと提携。iPhoneでChatGPT(GPT-4o)が無料で利用可能となる。
アプリではなく、iPhone本体(OS)へChatGPTが組み込まれるので、これまで生成AIに触ったことがなかった人たちも自然とAIの体験をすることになる。
インターネットを閲覧するブラウザ「Safari」や、メールのやりとりをしている「Mail」、音声アシスタントの「Siri」などにChatGPTが連携される。
ChatGPTは大規模言語モデル。文章が得意。
iPhoneのユーザーはメールやメモ、その他のアプリなどで、文章の書き直しや校正、要約ができるようになる。
画像生成も可能。
Genmoji。
Emoji(絵文字)とGenerative(生成)をくっつけた造語。テキストによる指示により、オリジナル絵文字を作成できる。
Image Wand。
手書きやアプリなどによるラフスケッチをもとに、写真のような画像やイラストを生成できる。
いつから使える?
先に有料版のChatGPT Plusユーザーから使え、年内に無料ユーザーも使用できるようになるとのこと。
(※アメリカの英語のベータ版から。日本語はおそらく来年以降。)
プライバシーは守られる?
Apple Intelligenceのすべての機能と、iPhoneユーザーの写真やビデオは、プライバシーが保護され、Appleやほかの誰とも共有されない。
参照元:iPhone、iPad、MacにApple Intelligenceが登場 – Apple (日本)
セキュリティは?
Appleはもともとプライバシーやセキュリティに強い方針があり、裁判所とFBIによるiPhoneのロック解除を拒否したという大きな前例もある。
また、iPhoneがウィルスやマルウェアに感染したという例もほとんどない。普通に使っている範囲ではまず感染しない。
App Store以外からアプリをダウンロードしたり、いわゆる「脱獄」と言われるような使い方をしない限り、感染する確率は非常に低い。
対応機種は?
- iPhone 16以降
- iPhone 15 Pro A17 Pro
- iPhone 15 Pro MaxA17 Pro
- iPad Pro M1以降
- iPad Air M1以降
- iPad mini A17 Pro
対象OSは?
- iPhoneは、iOS 18以降。
- iPadも、iPadOS 18以降。
参照元:Apple Intelligence – Apple(日本)
MacがChatGPTと統合。
Macの中にChatGPT。
MacでChatGPT。
ChatGPTはMacにも統合される。
Macの純正アプリで、iPhoneやiPadとの同期も可能な「Safar」iや「メール」、「ミュージック」や「メモ」などの機能が、日常言語でシームレスに使えそう。
また、さまざまな作業が自動化されていくかもしれない。
いつから使える?
iPhoneと同様、先に有料版のChatGPT Plusユーザーへ提供され、無料ユーザーは年内に利用できるようになるとのこと。
(※アメリカの英語のベータ版から。日本語はおそらく来年以降。)
ChatGPTのモデルは現在の最新モデルGPT-4oが利用でき、アカウント作成の必要はなく、かつ無料で使える。
プライバシーやセキュリティは?
iPhone同様、Macに対してもAppleのプライバシーやセキュリティの意識は非常に高い。
対応機種は?
- MacBook Air M1以降
- MacBook Pro M1以降
- iMac M1以降
- Mac mini M1以降
- Mac Studio M1 Max以降
- Mac Pro M2 Ultra
対象OSは?
- macOS 15(macOS Sequoia)以降が必要。
- macOS 14(macOS Sonoma)は、ChatGPTのmacOSアプリが対応している。
- Intel Macは統合できないが、ブラウザ版のChatGPTは利用可能。
参照元:Apple Intelligence – Apple(日本)
参照元:iPhone、iPad、MacにApple Intelligenceが登場 – Apple (日本)
Apple Intelligenceという名のAIに。
Artificial Intelligence & Apple Intelligence
Apple Intelligence
iPhoneは、Macよりも、ChatGPTよりも、圧倒的に多くのユーザーを持つ。
今回の統合により、生成AIの利用者が一気に増えるのは必然となりそう。
AppleとOpenAIの企業と製品イメージ。
AppleとOpenAIには、高いデザイン性や操作性、革新性など、共通点が多い。
Siriが賢くなる。
Siriは、いわゆりマルチモーダルAIとなり、テキストでも音声でも、聞いたり話したりお願いしたりできるようになる。
自宅の家電をコントロールしたりする、スマートホームの機能を持つようにもなる。
もともと使用率が低く、ChatGPTの登場によってますます影が薄くなっていたSiriは、息を吹き返したようになるだろう。
メールからカレンダーへ。
届いたメールが自動的にカレンダーへ反映されたり、スケジュールを確認・調整したりは当然のようにできると思われる。
Appleの純正アプリだけでなく、他社製アプリでも、文章を校正したり要約したりができる。
Genmojiでメッセージを。
自分オリジナルの絵文字を生成する「Genmoji(ジェンモジ)」を使って、メッセージのやり取りもできるようになる。
もしかすると、将来的には生成AIだと思わずに利用しているようになるかもしれない。
以上、参考になれば幸いです。
※Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) ※事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 ※写真は主にUnsplashやPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。
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