脳のエネルギーは、酸素とブドウ糖。
身体が疲れているときや、汗をかいたとき。
スポーツや肉体労働時、また夏場では汗を書くことが多いので、よく「水分と塩分補給をしましょう。」と言われる。そして水やお茶、スポーツドリンクなどで補給をする。
ただし、忘れてはならないのは、「糖分」、特に「ブドウ糖」だ。
ブドウ糖(グルコース)はスポーツドリンク、ポカリスエットやアクエリアスなどに含まれ、あの甘さの素になっている。
(※コカ・コーラやファンタなどの炭酸飲料にはより多くのブドウ糖が含まれているが、取りすぎには注意。)
なので、ただ単に「水分と塩分」を取れば良いというわけではないのだ。
実際に脳のエネルギー源は酸素とブドウ糖であり、ブドウ糖がなければ脳は働けない。
ブドウ糖が多く含まれる飲み物としては、下記のものがある。
- ポカリスエットなどのスポーツドリンク
- コカ・コーラなどの炭酸飲料水(ただし飲み過ぎ注意度も高い)
- inゼリー(元ウイダーインゼリー)などのゼリー
参考:中村眼科さま ブドウ糖を多く含む清涼飲料 | 医療法人 中村眼科
デスクワークの場合では?
デスクワークのときは、基本的に夏場でもクーラーや扇風機などの冷房機器により、汗をかくということは少ない。ただし、「頭が疲れる」ということは度々あるだろう。
そういうときは、深呼吸と、やはりブドウ糖の補給が効果的となる。脳のエネルギー源となるからだ。砂糖の代わりにコーヒーや紅茶、ココアに入れてもいいし、チョコレートを食べてもいい。はちみつやバナナにもブドウ糖は多く含まれている。
台湾ではお茶を甘くする習慣があるので、場合によってはお茶にブドウ糖を入れても良いだろう。
現代社会のデスクワークではパソコンがほぼ必須となっているが、上記の眼科、中村眼科さまでも紹介されているように、糖尿病と目には関係がある。糖分の取りすぎはもちろん糖尿病のリスクが高まるが、糖分が足りなければ逆に目の病気や低血糖のリスクが出てくるのだ。
なので、「ああ疲れた、甘いものが欲しいな。」となった時は、ブドウ糖を欲しているという脳からのメッセージとも言える。
ブドウ糖が多く含まれる食品としては、下記のものがある。
- 白米
- パン
- とうもろこしのでんぷん
- ブドウ
- バナナ
- はちみつなど
参考:わかさの秘密さま ブドウ糖 | 成分情報 | わかさの秘密
砂糖とブドウ糖の違い。
砂糖はほぼブドウ糖と果糖からできている。
では、甘いものなら別に「ブドウ糖」でなくても「砂糖」でも良いだろう?と思うかもしれないが、実は砂糖はブドウ糖(グルコース)と果糖(フルクトース)からできている。なので砂糖を摂っているつもりでも、その中にブドウ糖が入っているのだ。これがあまり知られていない。
ざっくりなイメージだと「砂糖 = ブドウ糖 + 果糖」となる。果糖にも甘さはあるが、脳のエネルギーにはならない。なので「砂糖」よりも「ブドウ糖」の方がよりピンポイントな栄養補給であり、速攻的、効果的となるのだ。
ブドウ糖は砂糖の約70%の甘さ。
ブドウ糖は砂糖の70%の甘さだと言われているが、十分甘い。大体のラムネはブドウ糖でできている。子供の頃にシュワっとしたラムネを食べてみた経験があるという人はその甘さを覚えているだろう。
また、ブドウ糖はサワーやチューハイ、ソーダ割のカクテルなどのお酒にもよく含まれている。大人が1日の終わりにプシュッといっぱい飲んで疲れを癒してから眠るという習慣があるという人もいるだろう。
糖分の摂り過ぎには注意。
だからといって朝から晩までブドウ糖を取れば良いというわけではない。ブドウ糖は白米やパンにも多く含まれているので、それこそ糖尿病のリスクが高まってしまう。あくまでも常識内で、適度な運動と、身体が欲したときに補給する。お腹が出たり、BMIの値が適正値を超えたら危険信号だ。
参考:高精度計算サイトさま BMIと適正体重 – 高精度計算サイト
睡眠の大切さ。
ヒトは眠る生き物。
ただし、酸素やブドウ糖をきちんと摂取しているからといって、睡眠を取らなくても良いというわけではない。人間の身体は睡眠を取らなければ回復ができない仕組みだ。気合いなどの精神論はここ一番的な場面には有効だが、気合いで1週間1ヶ月などのスパンは乗り切れない。
眠気が止まらなければ、一旦寝てしまった方が疲労回復につながる。疲れてダラダラと仕事をするよりも、寝てスッキリした方が健康的でかつ効果的だ。
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