WordPressのリビジョン。正しく表示されないときの復元の例。 / いがわ

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Memo

WordPressのリビジョンがおかしいときの復元方法。

WordPressのリビジョン表示を復元。

WordPressのリビジョンが2026年前に。

リビジョンの日時表示の設定。

WordPressでリビジョンを使用していたところ、いつの間にか日時が2026年前になっていた。

2026年前というと紀元前であり、明らかにどこかがおかしい。

クライアントさまのサイトではなく、修正方法もわからなかったのでそのままにしておいたが、意を決して復元することに。

リビジョンが正しく表示されないときのにゃんこ。


WordPressとサーバーのチェック。

WordPressのチェックとサーバーの確認。

基本的な確認項目。

  • WordPressが古くなっている場合、最新版へアップデートを行う。
  • WordPressのタイムゾーンの確認。(「設定」 > 「一般」で。)
  • WordPressの表示オプションの確認。(日時とは関係ないが念の為。)
  • テーマとプラグインの確認。(一時的にデフォルトテーマにして、プラグインも無効に。)
  • PHPのバージョン確認。(サーバーのPHPのバージョンを確認。最新や推奨に。)

WordPressのデバッグモードでの確認。

  • WordPressをデバッグモードにし、エラーメッセージの有無を確認。
wp-config.phpでデバッグモードに。

wp-config.phpへ下記のコードを追記する。

パーミッションが「400」などでは上書きできないので、一時的に「644」などにして、追記したあとに「400」へ戻す。

PHP
define('WP_DEBUG', true);
画面へエラーメッセージを出したくない場合は、wp-content/debug.logでエラーメッセージを確認する。
PHP
define('WP_DEBUG', true);
define('WP_DEBUG_LOG', true);
define('WP_DEBUG_DISPLAY', false);
この辺りまでは問題なく、エラーメッセージも出なかった。

ビジョンが正しく表示されるように復元を目指すにゃんこ。


データベース(phpMyAdmin)のチェック。

データベースのチェック。

より詳細な確認へ。

データベース(phpMyAdmin)を確認。

以前も同じようなことがあり、そのときはphpMyAdminで、下記の手順で改善された。

  1. phpMyAdminへログイン。
  2. 左側のサイドメニューから、データベースを選択。
  3. 上部のメニューから、SQLを選択。
  4. 下記のSQLを実行。
SQL
UPDATE wp_posts 
SET post_modified = post_date, post_modified_gmt = post_date_gmt 
WHERE post_type = 'revision' AND post_modified = '0000-00-00 00:00:00';

「wp_posts」の箇所は自分や自社のテーブル接頭辞、プレフィックスにする。)

データベース(phpMyAdmin)の内容を修正。

日時がずれていたのはリビジョンのみであり、投稿日時や修正日時は問題なかったが、「0000-00-00 00:00:00」という値は不自然に思える。

おそらくリセットのために指定したと思われるが、詳細を覚えていない。

なので次に、「post_modified」の値の「0000-00-00 00:00:00」を修正するため、下記の手順で日時を修正。

  1. 左側のサイドメニューから、データベースを選択。
  2. 左側のサイドメニューが変わるので、wp_postsテーブルを選択。
  3. カラムの値が「0000-00-00 00:00:00」になっているレコードを検索。
  4. 今回の場合、「post_modified」ではなく「post_date_gmt」のカラムが「0000-00-00 00:00:00」となっていたので、「post_date」の値をコピペして、同じ値(公開時の日時)になるように設定。
  5. 「実行」をクリックして変更を保存。

「0000-00-00 00:00:00」の箇所は、行フィルタで「0000-00-00 00:00:00」を検索。)

phpMyAdmin
WordPressのリビジョンの日時を正しく表示されるように修正。参考画像。

上記画像を拡大したもの。ここの「post_date_gmt」の値が「0000-00-00 00:00:00」となっていることが判明。

WordPressのリビジョンの日時を正しく表示されるように修正。参考画像。

「編集」から進み、「post_date」の値を「post_date_gmt」へコピペして、同じ値になるように設定。

WordPressのリビジョンの日時を正しく表示されるように修正。参考画像。

基準がGMT(イギリスのグリニッジ天文台の時刻)の場合、日本は時差で+9時間(GMT+9)となるが、特に9時間足さなくても大丈夫だった。

これでひとまず不自然なリビジョンの日時が改善。

WordPressのリビジョン。正しく表示されないときの復元例。

以上、参考になれば幸いです。


Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いているので「です・ます調」ではありません。(元々はメモ書きでした。) 事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 写真は主にUnsplashPixabayのフリー素材を利用させていただいております。その他の写真や動画もフリー素材やパブリックドメイン、もしくは自前のものを使用しております。

井川 宜久 / Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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