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井川というと江川?と聞き返された。
江川卓さんの影響の元で。
むかし、初対面の人へ自分の名前を名乗る時や電話で名前を伝える時などに、「井川です」と言うと、「江川さん?」と聞き返されることが度々あった。もしかしたらこれは、自分に限ったことでなく、全国の井川さんも同じような経験をしていたかもしれない。
当時は子どもだったのでその理由がまだよくわかっていなかったが、「井川」という名字は比較的少ない名前であることは自覚していた。なのでなるべく伝わりやすいように発音していたつもりだったが、やはり認知度が低かったのだろう。
相手側としては、発音が似ていて、かつ、すでに有名人だった江川卓元投手の影響で、あまり聞いたことがない発音の「井川(いがわ)」ではなく、テレビなどで聞き慣れた「江川(えがわ)」という名前を連想していたのだと思われる。
阪神タイガースの井川慶投手の台頭。
プロ野球の阪神タイガースに入団した井川慶選手が、順調に成績を伸ばし、エースとして活躍し出した頃からは、その状況がガラッと変わった。「井川」というと「江川?」ではなく、「阪神の井川と同じですか?」という感じの返答になってきた。
ただしその後、井川投手のヤンキース移籍により、ちょっと困ったことになった。今でもそうだが、ネット上でヤンキース最大のFA失敗は井川だ、などと言われるのだ。おそらく井川慶さん本人も苦しい思いをすることもあるだろう。
モデル、女優の井川遥さんの台頭。
井川投手が活躍し出した頃と同じ頃、芸能界ではモデル、アイドル、女優として井川遥さんが人気を集めてきた。彼女は癒し系と呼ばれ、柔らかいイメージだったので、なんとなく「井川」のイメージが中和され、結構全国の井川さんは助かったのではないだろうか。
とにかくこの二人の井川さんにより、「井川」という名字の知名度は格段に上がった。
今は、井川と井川で間違えられる。
そのような時代の流れで、「江川」さんと間違えられることは無くなったが、今度は別の「井川」さんと間違えられることが増えた。友人知人のスマホの電話帳やFacebookなどに登録されている、もう1人の見知らぬ「井川」さんと間違えられるのだ。
しかし自分自身のiPhoneの電話帳やFacebookには、自分と家族以外に「井川」という知人友人はいない。数百件は入っていると思うが、不思議だ。
さらに五十音順では最初の方にくるため、ポケットで擦れたり子どもが触ったりで、誤発信で電話がかかってくることもある。
これも、全国の「井川」さんの中ではあるあるなのだろうか。気になるが確かめようがない。
自分にも知名度があったらな、と思う。
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