widthの読み方は、ウィドスやウィドゥスよりもウィズが良い理由。|デザイナー、コーチ、ディレクターズメモ|井川igawa.

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widthの読み方は、ウィドスやウィドゥスよりもウィズが良い理由。

Widthはウィドスじゃないよ。

widthの読み方は、ウィドスやウィドゥスよりもウィズが良い理由。

widthの読み方。

最近は直している方も見かけるが、CSSで幅指定をする時に使うプロパティである「width」を「ウィドス」や「ウィドゥス」と読む人が多い。またおそらくDTPデザインや建築の影響で、「ワイド」と読まれることもある。

情報系のブログやYouTubeはまだしも、学校やスクールでもそう教えていることがあるので、あまり良くないんじゃないかなぁ、と思っている。
(受験対策でも「line-through」を「ライン・スルー」ではなく、「ライン・トゥルース」と言っているところもあり、どうなのかなぁと思う。)

heightやadjustの「g」や「d」は発音されていない。

「幅」を意味する「width」の「d」はがっつりと発音されているのに、一緒に覚える事が多い「縦」を表すプロパティである「height」の「g」は発音されていない。「ヘイグト」ではなく、しっかりと「ハイト」と発音、または表記されている。

日常生活で使われる「adjust」も、「アドジャスト」ではなく、「d」の発音はせずに、「アジャスト」と書かれたり読まれたりしている。

ところがなぜか、「width」はおかしな発音をされているのだ。

「d」や「t」は、「θ」とつなげられる。

発音記号を確認してみると、「wídθ」、もしくは「wítθ」となっている。つまりまず「d」と「t」でそもそもブレがある。(日本語でも、場合によって濁点や半濁点が付いたり、地方の方言によって濁ったり濁らなかったりするのと同じ現象だ。)

そして「wí」で一塊で「ウィ」と発音できるように、「dθ」もしくは「tθ」も一塊で発音できる。舌の位置がほとんど一緒だからだ。これをわざわざ別々に発音するとなると、北海道を「ホクカイドウ」と発音するような感じでむしろ不自然となる。

「ウィドス」では通じない。

「width」をカタカナ英語で表すのなら、「ウィズ」で十分だ。なぜ十分かと言えば、この発音で外国人に通じるからというシンプルな理由からだ。「ウィッズ」や「ウィス」だとまたカタカナ表記のブレという余計な違和感が出てくる。

なので「ウィズ」で足りるのだ。
実際にネイティブスピーカーと話してみればすぐにわかる。

英語で話そう。talking.


義務教育で習っていなかったのかもしれない。

なぜこのような事が起きているのかちょっと考えてみた。思い出してみると、自分個人の場合は中学英語では「width」という単語は習った記憶がない。「height」もなかった気がする。正直うろ覚えだ。ただし「high」は確実に習っている。

「high」の場合は「gh」を発音せず(黙字)、「ハイ」と読むと習っているから、「height」はその延長で読める。

ただ単純に、こういう人が多いのではないだろうか?

なぜダメなのか?

日本人は英語が苦手だから、別に正しい発音でなくても気にしなくてもいい、という風潮がある。例えば「a」を「ア」と発音する癖があり、「OASIS」は「オアシス」と表記、発音されるが、「オアシス」では外国人に通じないので、実際の場面で困ることになる。

だが「オエイシス」ならカタカナ英語でも一発で通じる。「a」を「エイ」と読めばいいだけなのだ。「asia」を「アジア」ではなく「エイジア」と読むと通じるのと同様だ。

これも「high」と同様に「a」の発音がいくつかに分かれるという事は中学の義務教育で教えられている。なので余りにおかしな読み書きしていると、無知や不勉強の露呈となり、単純に恥ずかしいだろう。

現在では小学校でもALT(Assistant Language Teacher)のサポートが多くなっているので、いずれ日本人同士でも恥ずかしいと思う時代が来るかもしれない。むしろ来るのではないだろうか。


仕方がない部分もあるが、使い分けは必要だ。

CSSに「border-radius」というプロパティがあるが、「radius」は「ラディウス」よりも「レディアス」や「レイディアス」の方がネイティブスピーカーの発音に近い。「radio」を「ラジオ」ではなく「レディオ」、「レイディオ」と発音するのと同じだ。

似たような事で「debug」を「デバッグ」と言っても通じにくい。だが、「ディバッグ」と言えば通じる。

アクセントも大事だ。英単語のアクセントは基本的に最初の方にあるが、なぜか日本では90年代頃から後ろの方に軽めなアクセントをつけるのがカッコいい的な風潮となった。日本人同士なら問題ないが、外国人の方からすると訛りに聞こえてしまう。

さすがに今更「オアシス」を「オエイシス」、「アジア」を「エイジア」という表記に変える事は難しいだろうが、「ウィズ」や「レイディアス」なら間に合う。外国人に伝わるように、または外国人の言葉がわかるように、場面場面で使い分けることはこれからの時代有利となるだろう。

未来のために正しく学ぼう。


誰が困るのか?

次の世代が困ることになる。

もし自分たち現在の大人がそれで問題なく仕事や生活ができても、子供たちの世代では違ってくる。Web制作の業務では、英語圏発の物事が多い。誰かが日本語に訳してくれないと、情報や方法を学ぶ事ができない。

今の世代の大人たちがおかしな英語を教えてしまうと、子供たちが将来困るのだ。いちいち翻訳を待っていると、その都度対応や情報が周回遅れになってしまう。

大人に習った事が、肝心の実社会で使えないなんて、割に合わなすぎるだろう。
日本のITの遅れの要因として、中国やインドの方々と違って、極端に英語力が弱いという事実は避けられない。


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Webデザインは実務数年、職業訓練校講師数年、フリーランス数年、計15年以上のキャリアがありますが、一気にがぁっと書いています。(元々はメモ書きでしたので順次見直し、更新しています。) 事実や経験、調査や検証を基にしていますが、万一なにかしら不備・不足などがありましたらすみません。お知らせいただければ訂正いたします。 写真や動画はフリー素材、購入素材、もしくは自前のものを使用しております。

井川 宜久 | Norihisa Igawa
デザイナー、ディレクター、講師、コーチ / 井川宜久

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